齊藤京子:「ドラえもん」誕生日SPでゲスト声優に 古代ギリシャの吟遊詩人役 物語の鍵を握る“歌”披露
配信日:2024/08/31 7:00
アイドルグループ「日向坂46」の元メンバーの齊藤京子さんが、人気アニメ「ドラえもん」(テレビ朝日系)の9月7日午後6時56分から放送される「ドラえもん誕生日スペシャル」にゲスト声優として出演することが分かった。齊藤さんは、オリジナル中編エピソード「のび太とギリシャのケーキ伝説」に登場する古代ギリシャの吟遊詩人を演じ、物語の鍵を握る“歌”を披露する。YouTubeでは、吟遊詩人が弾き語りをする歌が公開されており、「誰が歌っているのか?」と話題になっていたが、それが齊藤さんの歌声だったことが明らかになった。
「のび太とギリシャのケーキ伝説」は、「ドラえもん」の約5年ぶりとなるオリジナル中編エピソードで、シリーズ史上初となる古代ギリシャを舞台にしたエピソードとなる。劇団ヨーロッパ企画の代表で、「サマータイムマシン・ブルース」などで知られる上田誠さんが脚本を手がける。ドラえもんにとびきりのバースデーケーキをプレゼントしたいと考えたのび太たちが、“世界で初めて誕生日ケーキが作られた”と言われる紀元前5世紀のギリシャへタイムスリップしようとするも、タイムマシンを誤って操作してしまい、さらに1000年前の紀元前15世紀のギリシャに迷い込む……という展開。
齊藤さんがアニメで声優を務めるのは、「ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!」(2023年)以来、2度目。「ドラえもん」への初出演に「いつか自分が携わる日が来ると思っていなかったので、本当に夢のようでとてもうれしかったです」と喜んだ。吟遊詩人役の齊藤さんは劇中で歌を披露するが、日向坂46の楽曲とも、自身が大好きな昭和歌謡とも異なり、“詩”を語りかけていくようなゆったりとした旋律で、新たな歌の世界にチャレンジした齊藤さんは「いつもの私とはまったく違う歌い方で、吟遊詩人になりきって歌わせていただきました。発声の仕方も歌い方もこれまでと違うので、ファンのみなさんが聴いたら一瞬で『あれ?』ってなるような、いつもと違う形の歌をお届けできるんじゃないかなと思います」と語っている。
歌声だけでなくせりふもあり、「歌だけでもうれしいのに、『ドラえもん』の物語の中でせりふを言わせていただいたのが、とてもうれしかったです。今回、息遣いやリアクションのアドリブのような演技を初めて経験しましたが、これまでアニメや映画を見ていてそういう息遣いはたくさんあったなと思って……。今まで気づかなかったところに気づいて勉強になりました」と、収録を振り返った。「収録もすごく楽しかったので私もリアルタイムで放送を見たいと思います。愉快な作品になっていますので、みんなで一緒に楽しい夏のひとときを過ごせたらうれしいです」と、アピールした。
8月31日午後5時からのレギュラー放送は、「十戒石板」「シールでキャラ変身」の2本立て。
提供元:MANTANWEB