はたらく細胞:まさかの歌舞伎化 白血球(好中球)役は片岡愛之助 関口メンディー、石川凌雅が歌舞伎初挑戦
配信日:2026/08/15 4:00
人間の細胞を擬人化したキャラクターが登場する清水茜さんの人気マンガが歌舞伎化されることが8月15日、明らかになった。「スクランブル歌舞伎『はたらく細胞』」として、2027年4月から新橋演舞場(東京都中央区)で上演される。テレビアニメ化、実写映画化され、コミックスのシリーズ累計発行部数が1100万部を突破する人気作が、歌舞伎と衝撃のコラボを果たす。「スクランブル歌舞伎」と冠し、歌舞伎のみならず多彩なジャンルのキャストによる新たな舞台表現の可能性を追求する試みの第一弾として上演される。
片岡愛之助さんが体内に侵入する細菌やウイルスと戦う人気キャラクターの白血球(好中球)を演じるほか、スーパー歌舞伎「もののけ姫」でのサン役も話題の中村壱太郎さん、市川中車さんが出演する。関口メンディーさん、石川凌雅さんも出演し、歌舞伎に初挑戦する。
原作者の清水さんは「『はたらく細胞』を歌舞伎化していただくことになりました! 日本の伝統芸能である歌舞伎という素晴らしい舞台で上演していただけることになり、大変光栄に思っております。どのような作品になるのか、私自身も今からとても楽しみです」とコメントを寄せている。
愛之助さんは「映画『はたらく細胞』では肺炎球菌を演じましたが、今回は新作歌舞伎『はたらく細胞』で白血球を勤めさせていただくことになりました。映画では身体に攻め込む側でしたが、今回は守る側。関口メンディーさん、石川凌雅さんとは初めてご一緒しますので、どんな化学反応が起こるのか今から楽しみです。そして『スクランブル歌舞伎』という新しいジャンルの第一歩! 幅広いお客様が楽しめて、歌舞伎ならではの表現も存分に体験していただければと思います。ぜひご期待ください!」と話している。
壱太郎さんは「あの作品が歌舞伎に!? えぇ!? ドキドキしながら改めて作品を拝見したのですが……この細胞の人間化はとても歌舞伎っぽい! 隈取とか絶対合う!と感じました。お子様にとって学びにもなる作品、歌舞伎の魅力と共に“親子で楽しめる新たな歌舞伎”を目指したいと思います。私は、人間界の1人なのか、細胞界の1人なのか、どの役をさせていただくことになりますか、皆様ご想像くださいませ!」と呼びかけた。
石川さんは「日本の伝統文化である歌舞伎の世界に挑戦させていただきますことを心から光栄に思っております。自身の役者人生で培った感性を余すことなく発揮し、私も含めて今作品を通して初めて歌舞伎に触れるお客様にもその魅力を伝えられますよう精いっぱい努めてまいります! 愛之助さんを中心とする素晴らしい俳優の皆様との共演に高まる気持ちが抑えられません。歌舞伎と漫画作品。古典の文化と最新のカルチャーの化学反応をぜひ劇場にてお楽しみください!」と話している。
関口さんは「『人生って何が起こるか分からないなぁ』今作のオファーをいただいた日の夜、ぼんやりと考えながら湯船に浸かり、天井を見つめていた時のことを今も鮮明に覚えています。まさか自分が歌舞伎の舞台に立つ日が来るとは、夢にも思っておりませんでしたが、短い一生で、表現者として、このような舞台に立てる人はどれくらいいるのだろうか、と考えただけでもお断りする理由は見当たりませんでした。片岡愛之助さんをはじめ、市川中車さんなど素晴らしい役者の皆様方と同じ舞台に立てることも本当に光栄です。『はたらく細胞』は原作・映画共に大好きな作品でもあります。いちファンとして『はたらく細胞』が歌舞伎によって、どう表現されていくのか楽しみですし、作品の一部になれることを大変うれしく思います。僕も歌舞伎が好きで何度も見に行っていますので、数カ月のおけいこで皆さんと同じように……とは口が裂けても言うことはできません。それでも歌舞伎の舞台に立たせていただくからには、伝統と歴史に敬意を払いながら、死に物狂いで喰らいつき、最高の舞台をお届けできますよう、努めて参ります」と語っている。
中車さんは「普段我々は意識していないが、その心臓というやつは何十年も休みもせず何億回の鼓動を続けているのだろう。そして我々は目の前にある空気とやらを吸って、代わりに息を吐く。その精巧な繰り返しを『人生』として天は創り給うた。これを我々は『宇宙』と呼ばずして何と呼べばいいのだろう。人間の肉体はその7割が水で出来ているというのだけでも驚くのに、量子力学の世界で分解すれば、我々の肉体は、原子核の遥か遠くの周囲をポツンと電子たちが飛び回って振動しているだけの、実はスカスカの結合体なのだ。その奇跡をこの度、歌舞伎で再現する。まさに宇宙を我々は描く。壮大にならないはずがない」とコメントを寄せている。
「はたらく細胞」は、「月刊少年シリウス」(講談社)で2015~21年に連載。白血球、赤血球、血小板など人間の細胞を擬人化したキャラクターと細菌との戦いや日常が描かれた。テレビアニメ第1期が2018年7~9月に放送され、第2期「はたらく細胞!!」が2021年1~2月に放送された。スピンオフ「はたらく細胞BLACK」もテレビアニメ化もされた。小説化、舞台化もされている。実写映画が2024年12月に公開されたことも話題になった。
提供元:MANTANWEB











