八代拓×小野賢章×寺澤百花:「うちの弟どもがすみません」インタビュー “類”寺澤百花の衝撃! 大空直美は「糸そのもの」
配信日:2026/07/02 7:01
オザキアキラさんのマンガが原作のテレビアニメ「うちの弟どもがすみません」が、7月3日からTOKYO MX、BS11ほかで順次放送される。女子高生の糸が母親の再婚により、突然個性豊かな成田家の“弟”4人の姉になる……という一つ屋根の下で繰り広げられるスイートホームラブコメディー。糸役の大空直美さん、成田家の長男・源役の増田俊樹さん、次男・成田洛役の八代拓さん、三男・柊役の小野賢章さん、四男・類役の寺澤百花さんといった豪華声優陣が成田家のきょうだいを演じる。八代さん、小野さん、寺澤さんに収録の裏側を聞いた。
◇寺澤百花がすごい!
--作品の印象は?
小野さん 学生のときにこういうことがあったらすごい楽しいだろうなと思いました。きょうだいだけで生活するというのは大変だろうし、類の立場からしたら両親がいない寂しさを感じると思うけど、高校生くらいでこういう生活ができるのは楽しそうだなと思いながら読みました。源と糸の恋愛を中心に物語は進んでいくけど、家族のことや日常が楽しく描かれていて、明るい気持ちになります。ちょっと憧れたりします。
八代さん ジャンルとしては少女マンガになると思うのですが、分からないまま読んでいて。何かの拍子に「これ、少女マンガだったんだ!」となったんです。それまでは家族の温かいマンガだと思って「面白いな」「確かに人間関係ってこういうことあるよな」と読んでいた感じだったので。ラブコメ軸で読んでも面白いんですけど、それ以外の面白い要素もたくさん含まれている作品だと思いました。
寺澤さん 私もオーディションのときに初めて作品に触れたんですが、すごく久しぶりに少女マンガを読んで、あの頃のときめきを思い出させてくれるような作品だと感じました。糸と源のストーリーだけじゃなくて、周りにいるキャラクターたちのヒューマンドラマやハートフルな話もあって、飽きない構成になっています。その当時出ていた最新刊まで一気に読んでしまうほどハマる要素がありました。この作品に関われたら、うれしいなと思いながら読んでいましたね。
--増田さんを含めて4人が兄弟を演じると聞いたときに感じたことは?
八代さん 僕は最初に「わ、賢章さんが弟だ!」と思いました。キャリアで考えると先輩ですし、お兄さんです。先輩(増田さん)と先輩(小野さん)に挟まれるのが面白いなと。
小野さん 全く同じ! 「拓が兄や!」と僕も思いました。オーディションではグループで掛け合いをしたのですが、そのときのメンバーでは僕が(年齢的に)圧倒的にお兄さんだったんです。キャストが決まったら、同じくらいの年齢感の兄弟だったので、安心感がありました。寺澤ちゃんと一緒に演じるのはこの作品が初めてだったよね?
寺澤さん そうです!
八代さん 類が一番難しいなと僕は思っていたけど、蓋(ふた)を開けたら最高すぎて(笑)。寺澤さんの演じる類が本当にハマっていて。いい意味で化け物だ!これが令和の感覚か……となり、最初に衝撃を受けました(笑)。お芝居ってこんなに自由にやっていいんだと思ったし、一言一句を絶対聞き逃したくないと感じました。
小野さん そうそう。
寺澤さん そ、そんな……。
八代さん 類はやっぱりカリスマ性があるしぴったりすぎて、自分は凡人だなと感じたんです。本当にすごかったですよ。
小野さん すごく良かったもんね。
--寺澤さんは?
寺澤さん 共演者さんがまず豪華すぎますし、この中に私がいる、ということにプレッシャーがありました。皆さん私がデビューする前から存じ上げている方々で、そんなすごい方々と肩を並べて兄弟か……と。正直怖気づくところもあったのですが、現場に入って掛け合いをさせていただいて、すごくありがたい時間を過ごしているなと感じていました。皆さんがナチュラルにお芝居されるのが本当にすごくて、そこに食らいつきたいという気持ちでした。自分は一番キャリアが浅いからこそ、浮いてしまうんじゃないかという心配もあって、力が入りすぎちゃうところもあったんです。でも先輩方のお芝居を聞いて、「ナチュラル感」がこの作品には必要なんだよなと。キャラクターが生きるようにナチュラルに落とし込みつつ、個性もしっかり残して……と、本当に貴重な時間を過ごさせていただきました。幸せな時間でした。ありがとうございました!
◇糸のような大空直美
--糸と源について感じたことは?
小野さん 糸と源は最初は衝突することもありますが、家族として一緒に過ごしていく中で、少しずつお互いを理解しあっていきます。そこを見守っていただけたらなと思います。
八代さん 素直になれなかったりする糸と源ですが、お互いに補完しあう関係性ですよね。それに2人の関係性が育まれるには、絶対に周りの人たちが必要です。糸と源だけでなく、周りの人にも共感できるかもしれませんね。学校の友達や、もちろん家族にもぜひ注目してほしいです。
寺澤さん 2人の関係のもどかしさも楽しめますよね。2人は不器用なところがそれぞれあって、だからぶつかり合うこともありながら、どうにかしたいという気持ちもあって家族という形になっていきます。
--大空さんが糸を演じていますが、大空さんについてはいかがでしたか?
小野さん エネルギッシュなところに助けられました。本当にすごかったです。「行くぞ!」と、いつも率先してくれるんです。
寺澤さん 現場でも長女のように立ち振る舞っていただきましたし。
八代さん このお姉さんについていけばいいんだ!と第1話から感じていました。大空さんが糸である理由がお芝居からにじみ出すぎています。いい人すぎない?って(笑)。ご本人が糸に似ていますよね。
小野さん そうそう。似ているね。
八代さん エネルギッシュだし、糸ちゃんの持っている包容力もあるし。あたふたするときの危うさも似ているんです(笑)。
--大空さん以外にムードメーカーになっているキャストは?
八代さん ムードメーカーは大空さんしかいなかったかもしれないですね(笑)。
小野さん ムードメーカーすぎた(笑)。全部を担ってくれていました。
八代さん 座長って感じですね。
小野さん おそらく兄弟4人の意見が満場一致でそうなると思います。
--寺澤さんは5人の中では一番後輩ですが。
寺澤さん わりと大人しくしていたかもしれません。ただ、直美さんがいつも隣に座ってくださっていて。第1話のとき、すごい方々との収録ですし緊張していたのですが、直美さんが緊張をほぐしてくれて。いろいろと質問してくれたり、服や爪などを「可愛いね」と言ってくれたり。私は現場でプルプルしがちなんですけど、本当に先輩方も優しくて、いつも助けてくれていました。ある意味では、演じるキャラクターの通り、末っ子的な類でいられたのかなと思います。
--最後にアニメを楽しみにしている人に向けてメッセージをお願いします。
寺澤さん 糸ちゃんと源くんの織りなすストーリーがもちろん本当に素敵ですし、洛君や柊君がピックアップされるお話もあって、そこから新しいキャラも登場します。魅力的なキャラが多く、推しキャラが定まりません(笑)。素敵なキャラクターによる素敵なストーリーが紡がれていくので、糸ちゃんたちの関係はもちろん、ほかの魅力的なキャラクターたちも見て楽しんでいただけたらうれしいです。
小野さん 柊は、なかなか登場しないのですが、一番物語の中で変化があるキャラクターです。やりがいがとてもあるキャラクターを任せていただき、個人的にはその頑張りにも注目して見ていただけたらと思います。
八代さん 糸と源の物語が中心ではありますが、それぞれのキャラクターたちの関係性や変化が楽しめると思います。冷静に考えてみると、ディープで笑えないような状況もあったりするのですが、糸が常にエネルギーを持って、明るくポップに物語を届けてくれるので、肩肘張らずに楽しんでいただけると思います。 (阿仁間満/MANTANWEB)
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