広瀬アリス:「トイ・ストーリー5」の新キャラクター、リリーパッドの声優に決定 LAワールドプレミアのレッドカーペットに登場
配信日:2026/06/10 18:31
ディズニー&ピクサーのアニメーション映画「トイ・ストーリー」の最新作「トイ・ストーリー5」(アンドリュー・スタントン監督、ケナ・ハリス共同監督)が7月3日に日本で公開される。6月19日の全米公開に先立ち、現地時間9日に米ロサンゼルスにある「エル・キャピタン・シアター」で同作のワールドプレミアが開催された。
会場はおもちゃの世界に入り込んだかのような装飾が施され、大勢のファンが盛り上がる中、1作目からウッディのオリジナル版声優を務めるハリウッド俳優のトム・ハンクスさんや、バズ・ライトイヤーのオリジナル版声優のティム・アレンさんのほか、「トイ・ストーリー」シリーズをはじめ数々の世界的大ヒット作を世に贈り出してきたピクサー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサーのピート・ドクターさん、名曲「君はともだち」などシリーズ全作品を彩る楽曲を手掛ける作曲家のランディ・ニューマンさんら「トイ・ストーリー」のレジェンド声優・スタッフ陣が出席。さらに、今作のために書き下ろした新曲「I Knew it,I Knew You」を歌う世界的歌姫のテイラー・スウィフトさんもサプライズ登場し、最高潮の盛り上がりを見せた。
◇「1の時からずっと見ていたので夢のようです」と喜び爆発
日本から俳優の広瀬アリスさんがレッドカーペットに登場。広瀬さんが今作に新キャラクターとして登場する最新タブレット「リリーパッド」役の日本版声優に決定したことも発表された。
広瀬さんは大勢のファンが歓喜している会場で、今作の世界初上映の瞬間に立ち会い、「興奮が覚めやらないです……! 小さい頃から見ていたからこそ、(映画を見ながら)ほろりと泣いてしまいました。フォー!って拍手が沸き起こったり、笑いが大きく起こったり、いつもはなかなか感じられない熱量を感じました。終わって『良かったね~』ってなってたところに幕が上がって、テイラー・スウィフトが弾き語りをして、『君はともだち』のランディがまさかの生演奏をしてくださって、とんでもないサプライズでした!」と興奮した様子で語った。
広瀬さんが演じるリリーパッドは内気な少女ボニーのもとにやってくる最先端のタブレットのキャラクターで、多様な声色と複雑な感情を併せ持つ難役。ボニーを思い強い意志で行動する芯の強さが広瀬さんの魅力と一致すること、ボニーの幸せを願うからこそ周りに置いていかれないよう“おもちゃ離れ”して成長すべきだと考え、(カウガール人形の)ジェシーたちと対立する“最大のライバル”になるという二面性のある役柄を表現できる演技力が評価され、US本社のオーディションで合格したという。
声優に決まって、広瀬さんは「世界中で愛されている作品に参加できるって決まった時は、素直にめちゃくちゃうれしかったですね。自分も小さい時から、1の時からずっと見ていたので夢のようです」と喜びを爆発させた。リリーパッドの魅力について広瀬さんは「今の時代の最先端のタブレットなので、いろんなことができちゃうんです。予告でもあったように聞いてないふうで実は全部聞いていたし、スペイン語にもなるしとか、今までのおもちゃとは違うキャラクターで、そこが魅力的だなと思いますし、タブレットだからこそのキャラクター性は演じていて面白いなと思いました」と明かした。
「トイ・ストーリー」は今年で日本公開30周年を迎え、子どもから大人まで多くの人が共に歩んできたが、その一人でもある広瀬さんは「何時までに絶対寝なさいというのが小さい頃にあったのですが、『トイ・ストーリー』が夜テレビでやっている時は絶対に見せてくれたり、うちの両親は『トイ・ストーリー』に緩かったんです(笑)。多分両親も大好きだからそれを伝えたかったんだと思います」と思い出を語った。
そんなシリーズの最新作については、「これまでのおもちゃと最先端のタブレットが、対立してしまう部分もあるんですけど、これまでにない今どきの掛け合いがすごく多くあるので、ぜひそこを楽しんでいただけたらと思います。あとジェシーがとても勇敢でカッコよくて、これまで見てきた方は特に、ちょっとうるっとしてしまう瞬間がたくさんあると思います。初めて見る方もこれまで見てきた方も、皆さんが楽しめる『トイ・ストーリー5』になっていると思います」と、見どころをアピールした。
アフレコを振り返って、広瀬さんは「声優さんのお仕事っていうのは本当に大変なので、結構時間をかけてじっくり録(と)らせていただきましたし、ヘッドホンで完成前のジェシーやウッディの声を聞いて結構テンションが上がっていました。『みんなが私としゃべってる!』みたいな感覚でアフレコしてました」と、苦労しつつも楽しんで収録した様子。
広瀬さんの演技について、US本社の担当者も「たまに暴走してしまうものの、実は優しさを持ち合わせているリリーパッド。アリスさんは全編を通してキャラクターを深く理解しており、リリーパッドの対抗心や親しみやすさに加え、その繊細さも見事に表現してくださいました。さまざまな表情を見せるリリーパッドを、とても魅力的に演じていただいたと思います。この、たまに暴走するけれど実は優しいリリーパッドの魅力が、日本の観客の皆さまにもきっと伝わると確信しています」とコメントを寄せている。
吹き替え演出を担当したディレクターの鍛冶谷功さんも「真っすぐに画面を見つめる集中力にただならぬオーラを感じましたが、収録が進むにつれ、良い意味で肩の力が抜けて、違った一面も見せてくださり、それは映画の中のリリーパッドそのものだったように思います。時折、こちらの予測を超えたコミカルな爆発力を発揮されて、笑いの絶えない収録でした」と振り返った。
◇カウガール人形ジェシーが活躍
「トイ・ストーリー」は、ディズニー&ピクサー初の長編として1作目が1995年に製作され、日本では1996年に公開された。少年アンディのおもちゃが、人間の見ていないところで動き回り、大冒険をするストーリーと、ウッディやバズ・ライトイヤーといったおもちゃたちが生き生きと動くフルCGが話題になり、世界的に大ヒット。1999年(日本では2000年)に第2弾、2010年に第3弾、2019年に第4弾が公開された。シリーズを通して、日本版でウッディの声優を俳優の唐沢寿明さんが、バズ・ライトイヤーの声をタレントの所ジョージさんが担当している。
最新作「トイ・ストーリー5」では、ボニーの部屋を旅立ち、仲間と共に捨てられたおもちゃたちを助ける活動をしているウッディ。彼に代わってボニーの部屋を率いる“保安官”として、おもちゃたちのリーダーを務めているカウガール人形のジェシーは、想像力豊かで内気な少女ボニーの成長をそばで見守ってきた。ジェシーは、周りの子たちが“おもちゃ離れ”してタブレットに夢中で、話が合わず友達作りに悩んでいた。そんなボニーを心配した両親からのプレゼントとして最先端タブレット「リリーパッド」が現れると、ボニーらの日常は一変する。
他の子どもと同じように画面に夢中になるボニーの姿に、遊びの中で輝いていた笑顔が失われていくと心配したジェシーは、ウッディに助けを求める。再びタッグを組んだウッディとバズと共に、ジェシーはボニーの心を取り戻すため立ち上がる……。ジェシーらおもちゃたちが「今って、おもちゃはもう必要とされていないの?」と自分たちの存在意義に不安を抱く中、ウッディとバズ・ライトイヤーの名コンビが再び手を取り、“デジタル”という脅威に立ち向かう。
日本版では、ジェシーの声を日下由美さん、新キャラのスマーティー・パンツの声を「M!LK」の佐野勇斗さん、フォーキーの声を竜星涼さんが担当する。「トイ・ストーリー5」は7月3日に全国で公開。
提供元:MANTANWEB











