ヤマトよ永遠に REBEL3199:撮影監督・堀野大輔 そもそも撮影とは? 驚きの職人技 “至高”のシーンも
配信日:2026/03/17 22:35
人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」のリメークシリーズの最新作「ヤマトよ永遠に REBEL3199」の第五章「白熱の銀河大戦」の上映会「ヤマトーク付き上映会<撮影篇>」が3月17日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)で開催された。総監督の福井晴敏さん、監督のヤマトナオミチさん、脚本の岡秀樹さん、桐生美影役の声優の中村繪里子さんに加え、ゲストとして撮影監督の堀野大輔さんが登場し、「ヤマト3199」の“撮影”について解説した。
撮影は“映像作りの最後”を担う重要な工程だ。堀野さんは撮影の仕事を「25年くらいやっています。撮影監督になったのは15年くらい前です」といい、撮影はデジタル化されているが、「セル画を渡す係をしていた」とアナログ時代も経験している。
堀野さんによると、撮影は「キャラクター、メカ、エフェクト、背景などの素材を映像として合成する工程」といい、森雪とアルフォンが火事の中、歩くシーンを例に撮影の工程を説明した。「背景、キャラクター素材を合成する」「背景をぼかすことで遠近感を出す」「瞳のハイライト、炎の光を入れる」「背景とキャラクターをなじませる」「火の粉を足す」「モワッとした熱気を入れる」「コントラストを調整」「光を足す」などの職人技の一部が明かされた。
「作品のメリハリを付けるためにあえて抜いて、効果的に見せることもあります。全部やると胃もたれするので、監督と話をしています」とスタッフとディスカッションを重ねて、方向性を決めている。
堀野さんは「宇宙戦艦ヤマト」のリメークシリーズの「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」にも参加しており、「『2202』は、人を見せたいので、邪魔にならないようにしていますが、『3199』はキレイ、派手にすることが多い」とそれぞれに傾向があるようで、「宇宙戦艦ヤマト」ならではの工程については「CGが絡んでいるので、CG監督と密に話しています」と語った。
堀野さんは“至高”のカットとして第五章でヤマトが東京上空を飛ぶシーンを紹介。「『夏のように見えてほしい』というオーダーがありました」といい、光などを入れた。岡さんは「セミの声が聞こえてきそう。生々しく五感に訴えかけてくる」と称賛するように“夏感”を演出した。
福井さんは「いつも助けていただいている」と信頼を寄せているようで、堀野さんは「どう喜ばせようか、驚かせようかを考えています。そうすると楽しくできる」と試行錯誤しているようだ。岡さんは「第六章以降も原作にあったいろいろな要素が描かれます。現代のアニメにどうブラッシュアップされるのかが楽しみ」と話していた。
「ヤマト3199」は「ヤマトよ永遠に」「宇宙戦艦ヤマトIII」を原作に、新解釈を加えて再構成した。全七章で、第六章「碧い迷宮」が6月26日から上映される。
提供元:MANTANWEB










