第49回日本アカデミー賞:最優秀アニメーション作品賞は「『鬼滅の刃』無限城編 第一章」 興収397億円突破の大ヒット作 外崎春雄監督「スタッフ一同、心を燃やして」
配信日:2026/03/13 22:13
日本映画の祭典「第49回日本アカデミー賞」授賞式が3月13日、東京都内で開かれ、吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんの人気マンガが原作のアニメ「鬼滅の刃」の劇場版「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」(外崎春雄監督)が、最優秀アニメーション作品賞に選ばれた。2020年10月に公開され、国内歴代興行収入1位となる約407億円を記録した「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」も「第44回日本アカデミー賞」で同賞を受賞しており、二度目の栄冠となった。
外崎監督は「ありがとうございます。本当にうれしいです」と受賞を喜び、アニメを手がけたufotable(ユーフォーテーブル)のスタッフや関係者、ファンに感謝を伝えた。「無限城編」は三部作で、「まだ、二章、三章とありますが、鬼舞辻無惨を倒すためにスタッフ一同、心を燃やして炭治郎と一緒に頑張っていきたいと思います。ありがとうございました」と語った。
撮影監督・フィニッシング演出監督の寺尾優一さんも登壇した。「僕は『鬼滅の刃』という映画の持っている作品の熱を、ご覧になっていただく観客の皆様へお届けするために、描かれた絵に光や空気を与える仕事をしています」と説明した上で、「(ufotableに入社してから)20年ほど近藤(近藤光さん)の下で仕事をして、外崎監督にも出会い、たくさんの仲間がスタジオに集まってきてくれました。クレジット上では、900名以上のスタッフ、仲間とともに作ることができまして、スタジオも300名を超える大所帯となっています。ただ、数字ではないなと思っていて。やはり長い時間をかけて一緒に作品を作ってきた、熱や意志、思いのようなものの積み重ねが、僕たちufotableの現場なのかなと考えております。今回このような賞をいただいたり、たくさんの方に見ていただいたりする中で、そうした空気の一端を感じていただけたなら、本当にうれしいなと感じています」と思いを語った。
「無限城編」は三部作で、「第一章 猗窩座再来」は、「無限列車編」を上回る規模となる452館で2025年7月18日に公開された。公開から3日間で、興行収入が約55億2000万円、観客動員数が約384万人を記録し、「無限列車編」を上回る大ヒットスタートを切った。公開から8日間で興行収入が100億円、公開から23日間で興行収入が200億円、公開から46日間で興行収入が300億円を突破した。3月3日時点では、観客動員数が2715万人、興行収入が397億円に達している。一部劇場を除き、今春に全国劇場公開を終映することが発表されている。
「鬼滅の刃」は、家族を鬼に殺された竈門炭治郎が、鬼に変異した妹・禰豆子を人間に戻すために鬼殺隊へ入隊する……というストーリー。原作は、2016~20年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された。コミックスの全世界累計部数は2億2000万部以上。
テレビアニメ「竈門炭治郎 立志編」が2019年4~9月に放送され、劇場版「無限列車編」が2020年10月公開に公開された。「遊郭編」が2021年12月~2022年2月、「刀鍛冶の里編」が2023年4~6月、「柱稽古編」が2024年5~6月に放送された。
◇優秀アニメーション作品賞は以下の通り
「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」(外崎春雄監督)▽「チェンソーマン レゼ篇」(吉原達矢監督)▽「ひゃくえむ。」(岩井澤健治監督)▽「ペリリュー 楽園のゲルニカ」(久慈悟郎監督)▽「名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)」(重原克也監督)
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