普通の生活:毎日映コン大藤信郎賞受賞 ベルリン銀熊賞の短編アニメ 水尻自子監督「感覚の表現を探りながら制作を続けたい」
配信日:2026/02/10 16:52
「第80回毎日映画コンクール」(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞主催)の贈呈式が2月10日、めぐろパーシモンホール(東京都目黒区)で開催され、短編アニメ「普通の生活」で大藤信郎賞を受賞した水尻自子監督が登壇した。同作は、第75回ベルリン国際映画祭の短編コンペティション部門で銀熊賞を受賞したことも話題になっている。
「普通の生活」は、毎日繰り返す普通の生活の中で、重ねていく一瞬の連続は同じものがなく全てが変化し揺らいでいくことを表現した。水尻監督は「はっきりとしたストーリーのない、感触的、感覚的な物語を評価していただき、うれしく思っています」と喜び、「今後も感覚の表現を探りながら制作を続けていきたいと思っています」と意気込みを語った。
毎日映画コンクールは、1946年に創設された国内で権威のある映画賞。各賞は、第一線で活躍中の映画評論家やジャーナリスト、専門家など約70人が選考。今回の受賞作は、2025年1月1日~12月31日に国内で14日間以上、有料で劇場公開された作品(アニメーション・ドキュメンタリー部門は、同期間に完成もしくは上映された作品)を対象に選出された。
◇「第80回毎日映画コンクール」の受賞作品、受賞者(敬称略)
日本映画大賞:「敵」(吉田大八監督)▽外国映画ベストワン賞:「ワン・バトル・アフター・アナザー」(ポール・トーマス・アンダーソン監督)
主演俳優賞:吉沢亮「国宝」▽助演俳優賞:佐藤二朗「爆弾」▽助演俳優賞:窪田正孝「宝島」▽スポニチグランプリ新人賞:林裕太「愚か者の身分」
監督賞:李相日「国宝」▽脚本賞:奥寺佐渡子「国宝」▽撮影賞:ソフィアン・エル・ファニ「国宝」▽美術賞:種田陽平、下山奈緒「国宝」▽音楽賞:原摩利彦「国宝」▽録音賞:白取貢「国宝」
大藤信郎賞:「普通の生活」(水尻自子監督)▽ドキュメンタリー映画賞:「よみがえる声」(朴壽南、朴麻衣監督)▽TSUTAYA DISCAS映画ファン賞・日本映画部門:「おいしくて泣くとき」(横尾初喜監督)▽外国映画部門:「F1/エフワン」(ジョセフ・コシンスキー監督)
提供元:MANTANWEB











