進撃の巨人:花江夏樹 ファルコは「希望や優しさを象徴する存在」 ガビと向き合うシーンは「今でも鮮明に」
配信日:2026/01/14 19:31
諫山創さんの人気マンガが原作のテレビアニメ「進撃の巨人」の最終章「The Final Season(ファイナルシーズン)完結編」の劇場版「劇場版『進撃の巨人』完結編THE LAST ATTACK」の復活上映が1月16日から実施される。復活上映を受け、ファルコ・グライス役の花江夏樹さんが、作品やファルコへの思いを語った。
--ファルコはマーレ編より登場し、劇場版のクライマックスでも大きな見せ場を作ったキャラクターです。彼の活躍についての花江さんの印象をお聞かせください。
物語がどんどん過酷になっていく中で、希望や優しさを象徴する存在だったと思います。マーレ編から登場して、最終的には重要な役割を担いました。決して派手なヒーロータイプではないけれど、彼の選択や行動が状況を大きく動かしていく。その積み重ねが、最後の大きな見せ場につながったのではないでしょうか。
--ガビに対する真っすぐな思いをぶつけたり、パラディ島勢力に対して理解を示したり、ファルコは柔軟で愛情深い好青年です。とくに魅力だと感じる部分がありましたら教えてください。
相手を理解しようとする姿勢は見習いたいです。ガビへの思いはとても真っすぐですし、それと同時に、敵とされてきた人たちに対しても感情ではなくしっかりと向き合おうとする。マーレ側の人間でありながら、視野がとても広くて、愛情深いと思います。過酷な世界の中でああいう柔軟さを失わないのは本当に強いことだなと感じました。
--ファルコは周りに振り回されながらもその人柄でガビを支えるなど、バランサーとしても活躍してきました。彼に共感できる部分はありますか?
ファルコは常に誰かの間に立って、空気を和らげたり、支えたりしているんですよね。周りが少しでも良くなる選択をするという姿勢は、声優という仕事をしていても共感する部分があります。現場でも、全体の流れを感じながらお芝居を組み立てることが多いので共感しました。
--アニメの収録からは少し時間がたったかと思います。改めてアフレコをふり返って印象に残っている出来事などがありましたら教えてください。
ここは戦場で、いつ死んでもおかしくない状況だという緊迫感を常に意識していました。なので現場にいるだけでかなり疲労しましたね。ガビと向き合うシーンでは、強く言いたい気持ちと傷つけたくない気持ちが同時にあって、そのバランスを探っていく作業が印象に残っています。時間が経った今でも鮮明に覚えています。心に残る役で演じられて良かったです。
「進撃の巨人」は、圧倒的な力を持つ巨人たちを相手に人類が絶望的な戦いに挑む姿を描いたマンガ。諫山さんのデビュー作で、2009年9月に「別冊少年マガジン」(講談社)の創刊タイトルとして連載をスタートし、2021年4月に最終回を迎えた。コミックの全世界累計発行部数は1億4000万部以上。
テレビアニメのシーズン1が2013年4~9月、シーズン2が2017年4~6月、シーズン3のパート1が2018年7~10月に放送。シーズン3のパート2が2019年4~6月、最終章となる「The Final Season」のパート1が2020年12月~2021年3月、パート2が2022年1~4月、完結編(前編)が2023年3月、完結編(後編)が2023年11月に放送された。
「劇場版『進撃の巨人』完結編THE LAST ATTACK」は、2024年11月8日に公開され、観客動員数が100万人を突破するなどヒットした。
提供元:MANTANWEB











