鬼滅の刃:舞台新作「柱稽古」2026年6月上演 炭治郎役は阪本奨悟、高橋颯のWキャスト
配信日:2025/12/01 10:49
吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんの人気マンガ「鬼滅の刃」の舞台版の新作となる6作目「舞台『鬼滅の刃』其ノ陸 柱稽古」が制作され、2026年6月に東京で上演されることが分かった。俳優の阪本奨悟さん、高橋颯さんがダブルキャストで主人公・竈門炭治郎を演じることも発表された。阪本さん、高橋さんがそれぞれ炭治郎に扮(ふん)したビジュアルが公開された。
新作は、前作に続き、元吉庸泰さんが脚本・演出を手がけ、和田俊輔さんが音楽を担当する。刀鍛冶の里での激闘を制した炭治郎たちが、宿敵・鬼舞辻無惨との戦いに備え、鬼殺隊最強の剣士“柱”のもとで厳しい訓練を受ける“柱稽古”が描かれる。
阪本さんは「再び炭治郎として舞台に立たせていただけることを心からうれしく思います。前回の公演ではけがで舞台に立てませんでしたが、その時にカンパニーの皆さんが思いを繋いでくださり、本当に支えられました。その感謝を胸に、苦しみや葛藤を乗り越えながらも、真っすぐ前を見つめる炭治郎の強さや優しさを全身で表現したいです」とコメント。
高橋さんは「炭治郎として皆さんの前に立てることを本当に楽しみにしています。普段とは違うステージで、自分自身もキャラクターも全力で表現し、心を込めて演じます。一緒に作品の世界を体感し、皆さんに熱い思いを届けられるよう、今の自分の全力に満足せず、日々準備を重ねています! 劇場でお会いできるのを楽しみにしています!」と話している。
12月20日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催される「ジャンプフェスタ2026」のネルケプランニングブースのトークステージに既に発表されている阪本さん、橋本祥平さんに加え、高橋さんが登壇することも発表された。
舞台版は、2020年のシリーズ1作目以降、2021年に2作目、2022年に3作目、2023年に4作目、2025年に5作目を上演してきた。
「鬼滅の刃」は、家族を鬼に殺された竈門炭治郎が、鬼に変異した妹・禰豆子を人間に戻すために鬼殺隊へ入隊する……というストーリー。原作は、2016~20年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された。コミックスの全世界累計部数は2億2000万部以上。
テレビアニメ「竈門炭治郎 立志編」が2019年4~9月に放送され、劇場版「無限列車編」が2020年10月公開に公開され、国内歴代興行収入1位となる約404億円を記録した。「遊郭編」が2021年12月~2022年2月、「刀鍛冶の里編」が2023年4~6月、「柱稽古編」が2024年5~6月に放送された。新作劇場版アニメ「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」が7月に公開され、興行収入が380億円を突破するなど大ヒットしている。
提供元:MANTANWEB











