ソムタム田井のコスプレリポート:人気レイヤー シスルの“女神”コスプレ ビキニアーマー&美脚に注目
配信日:2025/11/22 18:55
コスプレは自宅で気軽に楽しめる趣味であり、アニメやゲーム、マンガなどの人気のバロメーターとしても注目を集めている。コスプレ文化の研究家でライター兼カメラマンのソムタム田井が、イベントに取材、参加して見つけたハイレベルなコスプレーヤーをピックアップ。衣装、ウイッグ、メーク、体づくりなど、キャラクターになりきる上でのこだわりについて聞く。
本稿では、世界最大規模のコスプレの祭典として知られる大型イベント「世界コスプレサミット2025(WCS、コスサミ)」に参加していた、人気コスプレーヤーのシスルさんを紹介する。
会場内の各所で楽しめる写真撮影だけでなく、特設ステージでのコスプレパフォーマンスや街中で実施されるパレードなども好評で、今年も大盛り上がりとなった「コスサミ」。8月1~3日の3日間で約24万7000人ものコスプレファンが集結した同イベントには、コスプレと親和性が高いさまざまな企業も出展しており、ユニバーサルエンターテインメントも遊技機の試打コーナーを設置するなど、大々的にブースを展開。
シスルさんは「アナザーゴッドハーデス」のペルセポネに扮して、こちらのブースに登場。1日に行われた前夜祭では、同じく人気コスプレーヤーの尊みを感じて桜井さんとともにレッドカーペットセレモニーにも登場し、好評を博していた。
ちなみにこちらの衣装は、コスプレーヤーの姫綺みみこさん、五月うさぎさんと共同で制作したものだそうで、生地の質感にはこだわりがあるという。
「衣装に関しては、生地量が多いながらも“軽やかさ”が感じられる仕上がりを意識して。上品かつセクシーに見えるような生地選びにこだわりました。生地を重ねてツヤ感と透け感を出し、キレイな脚見せができるようになっているのがポイントです」
全身の装飾に関しては、重厚感がありながらもゴツゴツした感じにならないよう、全てのパーツのサイズの調整に気をつけたと話す。
「セクシーさを感じさせつつ、そのうえで可愛く上品にまとまるよう、バランスには特にこだわって制作しました。こちらのキャラクターは肩周りなどに装備が多いため、ゴツゴツした感じにならないよう気をつけて。サイズ感と立体感を意識しながら、一つ一つのパーツを丁寧に仕上げました」
取材・文:ソムタム田井
提供元:MANTANWEB











