解説:「ガンダムW」 フィギュア“即完売”も話題の新機体 ウイングガンダムゼロ クロークドカスタム
配信日:2025/11/16 13:01
アニメ「新機動戦記ガンダムW」の30周年記念映像「新機動戦記ガンダムW -Operation 30th-」に登場する新機体のウイングガンダムゼロ クロークドカスタムのフィギュア「GUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITE ウイングガンダムゼロ クロークドカスタム」(バンダイスピリッツ)。バンダイナムコグループのショッピングサイト「プレミアムバンダイ」で11月14日に1次予約を開始し、“即完売”したことが話題になっている。
◇マントの下が明らかに
30周年記念映像は、7月に米サンディエゴで開催されたイベント「サンディエゴ・コミコン(SDCC)」でお披露目された。ウイングガンダムゼロ クロークドカスタムは、フード付きマントを羽織った新機体で、映像では顔以外のほとんどがマントで覆われていたが、フィギュアの発表でついに全貌が明らかになった。高貴な印象の白を基調に、シックな金が映える姿は神々しくもある。
“即完売”したフィギュアは、カトキハジメさんが監修する「GUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITE(GFFMC)」シリーズの新商品で、カトキさんの商品用開発画稿を元にアレンジして立体化されることになった。開発画稿にはマントの下も描かれており、マントは商品用にアレンジされた。
マントは、一枚につながっているわけではなく、5つの部位で構成される。本体を覆いつつ、ウイングバインダーをマントの中に収めたり、腕や武器のみを出すことができる。布製で、各部にワイヤが仕込まれており、ポーズに合わせて形を変えたり、シワを付けて揺らぎを表現できたりする。マントは着脱可能となっている。
◇オリジナル武装も
アニメ用設定画稿でも装備していたツインバスターライフルや、30周年記念映像で手していたビームサーベルが付属。ツインバスターライフルは、バスターライフル2挺を並列につなげたウイングガンダムゼロの主武装で、分離させて両手に持たせることができ、並列連結状態でのシューティング・ポーズも再現可能。ビームサーベルの柄は、ウインクバインター(副翼)の基部に収納できる。
フィギュアのオリジナル装備として6挺のノイエツバークとセラフィムユニットが付属。ノイエツバークはツインバスターライフル、セラフィムユニット、 シールドに装着できる。セラフィムユニットは左右一対の羽状パーツとジョイントアームで構成され、腰に装着し、フレキシブルに可動する。
1次予約分が“即完売”してしまったが、「プレミアムバンダイ」で2次予約を受け付けている。2次予約は抽選販売となり、11月23日午後11時まで抽選を受け付ける。11月下旬に当選結果が発表され、2026年6月に発送予定。3万8500円。
◇5機の新機体
フィギュアは、東京・秋葉原で11月16日まで開催中のイベント「TAMASHII NATION(魂ネイション)2025」に展示されている。
30周年記念映像に登場するのは、ウイングガンダムゼロ クロークドカスタムだけではない。同イベントでは、ウイングガンダムゼロ クロークドカスタムに加え、ガンダムデスサイズヘル クロークドカスタム、ガンダムヘビーアームズ改クロークドカスタム、ガンダムサンドロック改 クロークドカスタム、アルトロンガンダム クロークドカスタムの5機のフィギュアが集結。ほかの機体に関しては詳細はまだ分からないが、今後の発表も注目される。(阿仁間満/MANTANWEB)
提供元:MANTANWEB











