薬屋のひとりごと:初の劇場版アニメ制作 2026年12月公開 日向夏がストーリー原案の完全新作ストーリー
配信日:2025/10/22 18:05

小説投稿サイト「小説家になろう」から生まれた日向夏さんのライトノベルが原作のアニメ「薬屋のひとりごと」のテレビアニメ第3期と劇場版アニメが制作されることが10月22日、分かった。「薬屋のひとりごと」の劇場版が制作されるのは初めてで、2026年12月に公開される。原作者の日向夏さんがストーリー原案を担当した完全新作ストーリーとなり、テレビアニメ第1期のシリーズ構成、監督、第2期のシリーズ構成・総監督の長沼範裕さんが監督を務める。
テレビアニメ第3期は、分割2クールとなり、日本テレビ系で第1クールが2026年10月、第2クールが2027年4月から放送される。国を襲う災害の予兆、人々を惑わす謎の巫女、壬氏に課せられた皇弟としての責務……と物語は後宮から市井に舞台を移し、猫猫と壬氏に新たな試練が待ち受ける。第2期から続き、筆坂明規さんが監督を務める。決意の表情を浮かべる猫猫の瞳が印象的なスーパーティザービジュアルも公開された。猫猫の周囲には炎のようなものも描かれ、「その瞳にゆらめくは極上の謎(ミステリー)」というキャッチコピーが添えられている。
原作者の日向夏さんは「第2期の最終回の時『続編決定』とありました。皆さん、テレビアニメ第3期か、それとも劇場版かともやもやしていたかと思います。なんとどちらもです。薬屋アニメも2周年を迎え、ファンの皆様、支えてくれた皆様のおかげかと思います。そんな皆様の期待に応えるべく、第3期も劇場版も制作しております。2期からまたがらりと雰囲気を変えた3期。1期、2期以上に楽しめるよう制作サイドと共に頑張っております。3期は私はお手伝い程度でありますけど、劇場版は頑張りました。完全新作ストーリーです。書きました。書きましたよ。ネットにも書籍にも全く掲載されていないお話ですよ。ほかにも楽しい情報が盛りだくさんです。また皆さんと楽しみたいのでよろしくお願いします」とコメント。
「薬屋のひとりごと」は、ライトノベルがヒーロー文庫(イマジカインフォス)から刊行されており、コミカライズも人気を集めている。原作のシリーズ累計発行部数は4000万部以上。舞台は、とある大陸の華やかな後宮で、毒見役の少女・猫猫が、美形の後宮管理者・壬氏と共に陰謀やウワサのひしめく後宮で起きる事件に巻き込まれていくことになる。テレビアニメ第1期が2023年10月~2024年3月、第2期が2025年1~7月に放送された。
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