ソムタム田井のコスプレリポート:グラドル×レイヤー「NIKKE」コスプレ 髪の発色&毛流れにこだわり
配信日:2025/10/11 19:55

コスプレは自宅で気軽に楽しめる趣味であり、アニメやゲーム、マンガなどの人気のバロメーターとしても注目を集めている。コスプレ文化の研究家でライター兼カメラマンのソムタム田井が、イベントに取材、参加して見つけたハイレベルなコスプレーヤーをピックアップ。衣装、ウイッグ、メーク、体づくりなど、キャラクターになりきる上でのこだわりについて聞く。
本稿では、東京・池袋のサンシャインシティ周辺で定期的に行われているコスプレイベント「acosta!(アコスタ)」の規模を拡大した「Ultra acosta!(ウルトラアコスタ)」で撮影、インタビューしたコスプレーヤー、JILI(池尻愛吏)さん、はたのゆうさん、アコさんを紹介する。
「勝利の女神:NIKKE」のヘルムに扮するJILIさんは、スタイルや仕草に加え、特徴的な髪色および、髪の質感の再現にもこだわったと話す。
「今回のコスプレでは、ヘルムの“威厳と優しさが同居する”キャラクター性を大切にしながら、全体のシルエットや表情の再現にもこだわりました。特にウイッグは、青の鮮やかな発色と自然な毛流れにこだわり、撮影時のライティングで美しく映えるよう細部まで調整しています」
はたのゆうさんが扮するのは、「To LOVEる -とらぶる- ダークネス」のモモ・ベリア・デビルーク。宇宙人ではあるものの、作中では高校生として生活しているキャラクターということで、メークはナチュラルな仕上がりを意識したという。
「こだわった部分はメークです。コスプレをするときはいつも、“もし現実にこのキャラがいたら……”といった方向性でメークを考えるのですが、今回は学生キャラなので、濃くしすぎず、薄くもなりすぎず…という塩梅で、こちらの形に仕上げました」
「崩壊:スターレイル」ルアン・メェイに扮するアコさんも、メークにはこだわりがある模様。今回のコスプレでは、眉に注目してほしいと話す。
「柔らかくてちょっと涼しげな中華美人っぽさを出したくて、メークにすごくこだわりました。表情が固くならないように、眉の描き方をいつもと変えているので、よかったらSNSで他のキャラのコスプレをした時の写真と見比べてみてください!」
取材・文:ソムタム田井
提供元:MANTANWEB