仮面ライダーゼッツ:ヒロインに抜てきの16歳、堀口真帆 事務所先輩・今田美桜の言葉を胸に「俳優&モデルの二刀流で」
配信日:2025/09/28 8:05

特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズの最新作「仮面ライダーゼッツ」(テレビ朝日系、日曜午前9時)で、ヒロイン・ねむを演じる堀口真帆さん。仮面ライダー作品のオーディションに初挑戦で大役を射止めた16歳に話を聞いた。
堀口さんは2008年10月10日生まれ、東京都出身。モデル、俳優として活動するほか、フジテレビ系の朝の情報番組「めざましテレビ」のリポーター“イマドキガール”を務めている。
2021年にモデルデビューし、芸能活動を開始。「小学生の頃から身長が高く、私自身も興味があったので、中学1年生になったタイミングで芸能活動を始めました」と振り返る。
“若手俳優の登竜門”と称される仮面ライダーシリーズ。オーディション参加者は多く、何度も挑戦する者も珍しくないが、堀口さんは初挑戦で夢の切符をつかんだ。「正直受かるとは思っていなくて、合格を聞いた時はえぇっ!?とびっくりしました。なぜ選んでいただけたのか気になってスタッフさんにお聞きしたら『一番楽しそうで、(審査の過程でも)成長しているのが見られたから、これからも成長が見られるのでは』と。いただいた期待に応えられるように頑張りたいです」と力を込める。
現在、高校2年生。学業との両立は「正直難しいです。今はお芝居に集中したいので5:5ではないかもしれませんが、学生なので勉強も頑張りたい」と話す。どこか落ち着いた雰囲気を持ち、共演者から「高校生なの?」とも驚かれたが「ヒロイン発表の会見の後、学校の友達から『仮面ライダーのヒロイン!?』ってメッセージがたくさん届きました。これまで秘密にしてきたのでやっと発表できた!ってうれしかったです!」と、JKらしい一面ものぞかせた。
演じるねむは、国民誰もが知る超人気タレント。主人公の仮面ライダーゼッツ/万津莫(よろず・ばく、今井竜太郎さん)もねむのファンで、エージェントの莫が“潜入”する夢の先々で現れる。ねむについては「謎なんです(笑)。あまり多くを言えないのですが、どういう人なのか物語を見ていくにつれて判明していくので、楽しみにしていてください」とにっこり。
「明るく、物怖じしないところは似ています」とねむとは共通点も。「でも、ねむちゃんの方がテンションは高くて、撮影では『もっとテンションを上げて!』と言われます(笑)」と明かした。
所属する事務所の先輩には、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」で主演を務め、数々のCMにも出演する今田美桜さんがいる。まさに、ねむのような人気者だ。「表情やポージング……勉強になることがたくさんあります。優しく教えてくださるので、お会いしたときはお芝居のことについて、いろいろ質問しています」と語る。
そんな大先輩からもらった「周囲への感謝を忘れないことが大切」というアドバイスを心に刻んでいる。「自分だけの力ではなく、応援してくださるファンの方、支えてくれる家族や友達、事務所の方、スタッフさんのおかげでお仕事ができていることを忘れないで、と言っていただきました。ねむ役に選んでいただいた感謝の気持ちを忘れずに、1年間頑張りたいです」と意気込む。
集英社のモデルオーディション「ミスセブンティーン2025」にも参加中。2783人の応募者から、ファイナリスト10人に選ばれている。「俳優とモデルのお仕事が楽しいので、その二刀流で活動していきたいです!」と声を弾ませた。
提供元:MANTANWEB