ソムタム田井のコスプレリポート:ウクライナ出身レイヤー ネトーチカ 192センチの圧巻スタイルで魅せるアンナミラーズ制服コスプレ
配信日:2025/09/21 19:55

コスプレは自宅で気軽に楽しめる趣味であり、アニメやゲーム、マンガなどの人気のバロメーターとしても注目を集めている。コスプレ文化の研究家でライター兼カメラマンのソムタム田井が、イベントに取材、参加して見つけたハイレベルなコスプレーヤーをピックアップ。衣装、ウイッグ、メーク、体づくりなど、キャラクターになりきる上でのこだわりについて聞く。
本稿では、東京・池袋のサンシャインシティ周辺で定期的に行われているコスプレイベント「acosta!(アコスタ)」の規模を拡大した「Ultra aosta!(ウルトラアコスタ)」で撮影、インタビューした、ウクライナ出身のコスプレーヤー、ネトーチカさんを紹介する。
ネトーチカさんは、身長180センチの圧巻スタイルを生かして、「葬送のフリーレン」や「GANTZ」「アズールレーン」など、多彩なジャンルのコスプレに挑戦。高身長ならではの見ごたえのある写真を多数、SNSに投稿するほか、2025年には週刊誌「FRIDAY」(講談社)でグラビアにも挑戦するなど、さまざまな分野で精力的に活動している。
今回のイベントで着用していたのは、「コミックマーケット」でも披露したアンナミラーズの制服をブラッシュアップしたもので、特に胸元のネームタグがお気に入りだという。
「アンナミラーズの制服コスプレはよくやりますが、今回はサンシャインシティでの撮影ということで、1990年代の雰囲気を出すことを意識しました。注目していただきたいポイントは、ファンの方が作ってくれたハート型のネームタグです。こちらは実際のスタッフが使っていたものとそっくりで、衣装の完成度がグッと上がりました」
小道具として用意したトレーも気に入っているそうで、こちらを使うことでポージングのバリエーションも増えた模様。
「小道具としては、アンナミラーズのものではありませんが、似た制服が登場する『Piaキャロットへようこそ!!』というゲームのキャラが持っているトレーを使いました。1990年代のアニメやゲームをオマージュして、遊び心として取り入れたアイテムなんですけど、写真を見る限り、なかなかいいアクセントになっているように思います」
スタイルをより良く見せるために、当日は12センチのヒールを用意したそうで、高身長が際立つポージングの練習にも励んだと話す。
「今回は12センチのヒールを履いて、より背を高く見せているのもこだわったポイントです。もともとの身長は180センチですが、このときは192センチになっていて、写真でもスタイルがよく見えるようにポージングなどを工夫しました。こちらのコスプレは、懐かしさと目を引く華やかさの両方を表現しつつ、そこに自分らしさもプラスしたもので、仕上がりには満足しています!」
取材・文:ソムタム田井
提供元:MANTANWEB