上田麗奈:「チェンソーマン レゼ篇」 レゼは「ドキドキさせられるように」 「引き算」のボム
配信日:2025/09/20 15:35

藤本タツキさんの人気マンガが原作のテレビアニメ「チェンソーマン」の続編となる劇場版アニメ「チェンソーマン レゼ篇」の公開記念舞台あいさつが9月20日、TOHOシネマズ日比谷(東京都千代田区)で開催され、デンジ役の戸谷菊之介さん、レゼ役の上田麗奈さんらが登場した。「レゼ篇」は、2022年10~12月に放送されたテレビアニメのラストにも登場し、話題になったレゼと主人公・デンジの物語。レゼ役の上田さんは収録について「デンジが、レゼとマキマのどっちが好きだろう?と迷わないといけないくらい魅力的な女の子を演じようとしました。手が届く可愛い女の子を意識して、ドキドキさせられるように頑張りました」と語った。
上田さんは、ボムも演じており「ボムは引き算になっていきました。心臓を奪うことに集中力を切り替えました。レゼとボム、もう一人の彼女がいるように心掛けたので、全く別人にならないようにしました」と明かした。
戸谷さんは、レゼを演じる上田さんについて「距離の近さを感じました。言葉一つ一つに、好きなんじゃないか?と感じさせられる。あざとくなく自然で、後半は怖さを感じて、落差によって引き出されたものがありました」とコメント。上田さんは「(戸谷さんは)ライブ感を大事にお芝居されていて、予定調和ではなくその時の感情を届けてくれるから、引っ張っていただいた感覚がありました」と話した。
舞台あいさつには、マキマ役の楠木ともりさん、早川アキ役の坂田将吾さん、暴力の魔人役の内田夕夜さん、天使の悪魔役の内田真礼さん、東山コベニ役の高橋花林さんも登壇した。
「チェンソーマン」は、悪魔を身に宿した少年デンジが、デビルハンターとして活躍する姿を描くダークヒーローアクション。第1部が「週刊少年ジャンプ」(集英社)で2018年12月~2020年12月に連載された。第2部が集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で「少年ジャンプ+」で2022年7月から連載中。コミックスの累計発行部数は3000万部以上。「レゼ篇」は、デンジが憧れのマキマとのデートで浮かれている中、雨宿りをしていると、カフェで働く少女レゼと出会う。テレビアニメのアクションディレクターを担当した吉原達矢さんが監督を務め、MAPPAが制作する。
提供元:MANTANWEB