ヤマトよ永遠に REBEL3199:古川慎「この時代に見てほしい」と熱弁 福井晴敏「ここまで世の中と合うとは…」
配信日:2025/09/19 22:28

人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」のリメークシリーズの最新作「ヤマトよ永遠に REBEL3199」の第四章「水色の乙女(サーシャ)」の完成披露舞台あいさつが9月19日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)で開催された。「ヤマト3199」は、社会を映す鏡のような作品でもあり、アルフォン役の古川慎さんは「この時代に見てほしい」と熱弁。福井晴敏総監督は「ここまで世の中と合うとは思っていなかった」と明かした。
福井総監督は「最初の『ヤマト』は第二次世界大戦が終わり、戦争を起こさないための戦争教育をしてくれた。『ヤマト』はそれぞれの時代に何かを学べる作品。コロナ禍はまだ総括できていない。こういうことだったか、次に何をするかを考えるのもフィクションの大事な役割」と「ヤマト3199」に込めた思いを明かした。
舞台あいさつには、森雪役の桑島法子さん、サーシャ役の潘めぐみさん、桐生美影役の中村繪里子さん、ヤマトナオミチ監督も登壇した。
「ヤマトよ永遠に REBEL3199」は、「ヤマトよ永遠に」「宇宙戦艦ヤマトIII」を原作に新解釈を加え、再構成する。福井晴敏さんが総監督を務め、シリーズ構成、脚本も担当。福井さんは、リメークシリーズの「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」でシリーズ構成、脚本を担当しており、最新作では総監督も務めることになった。ヤマトナオミチさんが監督を務める。全七章で、第四章が10月10日から上映される。
「宇宙戦艦ヤマト」は1974年にテレビアニメ第1作が放送され、「宇宙戦艦ヤマト2」「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」なども制作されてきた。第1作をリメークした「宇宙戦艦ヤマト2199」が2012~14年、「2199」の続編「2202」が2017~19年に劇場上映、テレビ放送された。全2章の「2205」が2021、22年に劇場上映された。
提供元:MANTANWEB