手札が多めのビクトリア:テレビアニメ化 スタジオディーン制作 安済知佳、若山詩音、阿座上洋平出演
配信日:2025/09/12 19:00

MFブックス(KADOKAWA)の守雨さんのライトノベル「手札が多めのビクトリア」がテレビアニメ化されることが分かった。木村延景さんが監督を務め、スタジオディーンが制作する。かつて“クロエ”の名で暗躍していた工作員のビクトリア・セラーズ役の安済知佳さん、アシュベリー王国の広場で母親に置き去りにされていたところを、ビクトリアに保護された少女・ノンナ役の若山詩音さん、アシュベリー王国の王都を警備する第二騎士団長のジェフリー・アッシャー役の阿座上洋平さんが出演する。
同作は、組織を抜けた凄腕工作員のクロエが、別人のビクトリアとして新たな一歩に踏みだし、少女・ノンナ、騎士団の誠実な団長・ジェフリーと出会い、お互いが大切な存在になっていく……というストーリー。
原作者の守雨さんは「本作は工作員としてエースになりながらも、心の自由を失わなかったビクトリアの物語です。純粋なノンナ、誠実なジェフリー、心優しい周囲の人々に出会い、普通の幸せを知っていくビクトリア。それまで誰にも頼らずに生きてきた彼女がどう変わっていくのか。彼女の心の成長と変化をアニメでお楽しみください」とコメント。
アニメを手掛ける木村監督は「『手札が多めのビクトリア』は、信念と感情が交錯する濃密な物語です。その緊張感と人間ドラマを、アニメならではの演出と映像美で丁寧に描いていきます。原作の持つ空気感を壊すことなく、新たな魅力も添えて、皆さまに心躍る体験をお届けできればと思います。ビクトリアの人生修復大河アニメ、今運命の扉が開く」と話している。
安済さんは「原作を拝読して……元工作員という肩書きが手札となって、ビクトリアや周りの人の幸せに繋がっていく物語はもちろんのこと、ビクトリアという人間の強さと弱さ、なんともいえない可愛らしさに心ひかれました。アフレコではその魅力を最大限引き出せるように、制作陣・キャスト陣と一丸となって頑張ります。彼女の第二の人生の歩みを、アニメーションでもぜひ楽しんでいただきたいです。よろしくお願いします!」とコメント。
若山さんは「不遇な境遇の出のノンナですが、ビクトリアの愛に触れて、どんどん心を開いていきます。聡明で勘のいいところがありながら、子供らしい可愛さもあるノンナを、一生懸命演じます! アフレコがとっても楽しみです!」とつづっている。
阿座上さんは「元工作員が主人公ということで、緊張感ある展開が続くのかなと思っていたのですが、登場人物はみんな可愛いし、ハートフルなシーンも多く、終始ほっこりしてしまいました。もちろん胸にくるシリアスなお話もありますが、そういった障壁が結果としてビクトリアたちの絆をより深め、あたためていきます。一人の女性、そして一つの家族の幸せを祝福する物語だと思いました。ぜひ最後まで見守ってほしいです」と呼びかけている。
※スタッフ(敬称略)
原作:守雨「手札が多めのビクトリア」▽キャラクター原案:藤実なんな、牛野こも▽原作企画:フロンティアワークス▽監督:木村延景▽シリーズ構成:福島直浩▽キャラクターデザイン:大沢美奈▽アニメーション制作:スタジオディーン
※キャスト(敬称略)
ビクトリア・セラーズ:安済知佳▽ノンナ:若山詩音▽ジェフリー・アッシャー:阿座上洋平
提供元:MANTANWEB