下野紘：「ヒロアカ」　轟焦凍VS荼毘“兄弟ゲンカ”生アフレコ　「焦凍がいたから救われた」　梶裕貴も「全力でぶつかった」

配信日:2025/08/17 20:19

「『僕のヒーローアカデミア』HERO×VILLAIN FES.＜ヒーロー×敵＜ヴィラン＞フェス＞」に登場した下野紘さん　（C）堀越耕平／集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会

　「週刊少年ジャンプ」（集英社）で連載された堀越耕平さんのマンガが原作のテレビアニメ「僕のヒーローアカデミア」のイベント「『僕のヒーローアカデミア』HERO×VILLAIN FES.＜ヒーロー×敵＜ヴィラン＞フェス＞」が、ぴあアリーナMM（横浜市西区）で8月17日に開催された。昼の部では、荼毘役の下野紘さんと轟焦凍役の梶裕貴さんが、テレビアニメ第7期の第146話「二つの赫灼」の名シーンの生アフレコを披露した。

　第146話「二つの赫灼」は、兄弟である荼毘（轟燈矢）と轟焦凍との激闘が描かれた。下野さんは同シーンを“兄弟ゲンカ”と表現し、「これまで荼毘がぶつけても誰も返してくれない中で、焦凍だけが同じ熱量で返してくれたのだと生アフレコをやって改めて感じた。焦凍がいたから燈矢も救われている部分があるというか」と語った。

　梶さんは「心をさらけ出して対話しているのが表われているシーンだと思います」と話し、「アフレコは全力で、僕は焦凍、下野さんは燈矢としてぶつかった」と振り返った。

　生アフレコ&トークコーナー「紡げ！それぞれの想い！」では、声優陣により、第141話「敵＜ヴィラン＞」、第143話「Let you down」、第145話「INFLATION」、第146話「二つの赫灼」、第148話「焼身照命！！手負いのヒーロー」、第149話「Light Fades To Rain」、155話「hopes」、第157話「I AM HERE」、第158話「少女のエゴ」、第159話「“個性”無き戦い」の名場面の生アフレコが披露された。声優陣の熱い演技に、観客から大きな拍手がわき起こった。

　イベントは、緑谷出久役の山下大輝さん、死柄木弔役の内山昂輝さん、爆豪勝己役の岡本信彦さん、オールマイト役の三宅健太さん、麗日お茶子役の佐倉綾音さん、トガヒミコ役の福圓美里さんも出演した。オール・フォー・ワン役の大塚明夫さん、神谷浩史さんからのビデオレターも上映された。10月4日から放送されるテレビアニメの最終章となる第8期“FINAL SEASON”の本PVが公開されたほか、バンド「ポルノグラフィティ」がオープニングテーマ「THE REVO」を担当することも発表された。同バンドは、2016年放送のテレビアニメ第1期のOP「THE DAY」を担当しており、約9年の時を経て、“FINAL SEASON”のOPを担当することになった。イベントは昼・夜の2部制で、“FINAL SEASON”の本編冒頭も先行上映された。

　「僕のヒーローアカデミア」は、「週刊少年ジャンプ」で2014年7月～2024年8月に連載された。人口の約8割が超常能力・個性を持つ世界を舞台に、デクこと緑谷出久が最高のヒーローを目指す姿を描いている。コミックスの全世界累計発行部数は1億部以上。

　テレビアニメ第1期が2016年4～6月、第2期が2017年3～9月、第3期が2018年4～9月、第4期が2019年10月～2020年4月、第5期が2021年3～9月、第6期が2022年10月～2023年3月、第7期が2024年5～10月に放送された。“FINAL SEASON”は、読売テレビ・日本テレビ系で10月4日から毎週土曜午後5時半に放送される。

提供元：MANTANWEB