果てしなきスカーレット:細田守監督最新作の予告公開 過酷な運命に翻弄されるスカーレット 救いの手、宿敵 重要シーン満載!
配信日:2025/08/01 22:55

「時をかける少女」「サマーウォーズ」などで知られる細田守監督の約4年ぶりとなる新作劇場版アニメ「果てしなきスカーレット」(11月21日公開)の最新予告映像がYouTubeで公開された。同作は、主人公の王女・スカーレットが父の復讐に失敗するも、死者の国で再び宿敵に復讐を果たそうとする……というストーリー。予告は重要なシーンがふんだんに盛り込まれた映像で、過酷な運命に翻弄されるスカーレット、彼女に救いの手を差し伸べる聖、2人を追い詰める宿敵クローディアスが描かれている。
細田監督の「サマーウォーズ」が金曜ロードショー(日本テレビ系、金曜午後9時)で8月1日に放送され、「果てしなきスカーレット」の約30秒の特報映像が地上波で初放送された。YouTubeでは、特報映像のロングバージョンとなる予告映像が公開された。8月1日は、2009年同日に「サマーウォーズ」が公開されたこと、物語のキーマンの1人・栄おばあちゃんの誕生日ということから“サマーウォーズの日”とされており、記念の日に最新作の映像が公開された。
予告映像は、ただ一人で死者の国でボロボロになりながら旅する王女・スカーレットが映し出され、クローディアスが「裏切り者には罰を与えなければならない……」とスカーレットの父・アムレットを処刑する衝撃的なシーンが描かれる。クローディアスへの激しい復讐心を燃やすスカーレットの前に現代で生きているはずの日本人看護師・聖が現れ、旅を共にすることになる。クローディアスが放つ刺客集団から次々と命を狙われても、戦いをやめるよう説得を試み、どんなに突き放しても優しい言葉をかける聖に、復讐心だけで生きてきたスカーレットの心が揺り動かされるシーンが収められている。
最新作のテーマは「生きる」で、細田監督が原作、脚本を手掛ける。父を殺され、復讐に失敗したスカーレットは、死者の国で再び宿敵に復讐を果たそうとする……というストーリー。死者の国は、宿敵に復讐を果たし、“見果てぬ場所”にたどりつかなければ虚無となり存在が消えてしまうという場所で、スカーレットは果てしない復讐の旅をすることになる。俳優の芦田愛菜さんがスカーレット、岡田将生さんがスカーレットと共に旅をする現代の日本人看護師の聖の声優を務める。日本での公開に続き、米国で12月12日に公開される。世界三大映画祭の一つの第82回ベネチア国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門に選出されたことも話題になっている。
提供元:MANTANWEB