鬼滅の刃:劇場版「無限城編」第一章 Aimer、LiSAのW主題歌CD発売 椎名豪、梶浦由記コメントも
配信日:2025/07/23 10:00

吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんの人気マンガが原作のアニメ「鬼滅の刃」の新作劇場版「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」のW(ダブル)主題歌であるAimerさんが歌う「太陽が昇らない世界」、LiSAさんが歌う「残酷な夜に輝け」のシングルCDが、7月23日に発売された。
Aimerさんが歌う「太陽が昇らない世界」は、アニメ「鬼滅の刃」の総監督であるufotableの近藤光さんが作詞、同作の音楽を担当する椎名豪さんが作曲、編曲を手がけた。Aimerさんは「椎名豪さん、近藤光さん。この上ない愛を持ってずっとアニメ『鬼滅の刃』と向き合ってこられたお二人が、この曲を託してくださいました。それぞれの悲しみを強さに変えて最終局面へと飛び込んでゆく彼らの、その運命を歌い支えるつもりで、わたしなりの“全集中”で歌いました。同じように『太陽が昇らない世界』で今も戦っているあなたに、この曲が届きますように」とコメントを寄せている。
椎名さんは「Aimerさんを筆頭に作詞、編曲、演奏家、エンジニア、スタッフの皆様に支えられてできた曲です。映像を見ながらのAimerさんのエモーショナルな歌唱収録に立ち会えたおかげで、僕の闘志も爆上がりしてしまい、この曲を早く届けたいと思いました。Aimerさんの声を存分に、最大12声、とっても低いところから高いところまで、万華鏡のような表現を堪能してください。また、曲の中に『鬼滅の刃』のいろいろなテーマが入ってるので、探してみてもらえるとうれしいです」と話している。
LiSAさんが歌う「残酷な夜に輝け」は、椎名さんと同じくアニメ「鬼滅の刃」の音楽を担当する梶浦由記さんが作詞、作曲を手がけた。LiSAさんは「『鬼滅の刃』を通してたくさんの楽曲を授けてくださった梶浦由記さんと劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来に向かいます。戦う全てのあなたへ。祈りと願いを込めて歌いました。『残酷な夜に輝け』」とコメントを寄せている。
梶浦さんは「LiSAさんと共に主題歌を作らせていただけたこと、心より光栄に思っております。ストーリーに大きく食い込んでいる楽曲ですので、より物語と細部まで同化しつつ、LiSAさんに高らかに歌っていただける楽曲であるよう、練りに練って完成に至りました。物語を飾る音楽として、そしてLiSAさんの歌われる『歌』として、皆様に存分に心躍らせていただけますよう祈っております」と話している。
「太陽が昇らない世界」のミュージックビデオ(MV)が7月24日午後7時45分、「残酷な夜に輝け」のMVが同日午後7時50分にプレミア公開される。同日午後7時からは「アニメ『鬼滅の刃』主題歌MV集一挙視聴会」がYouTubeで配信される。
「鬼滅の刃」は、吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんのマンガが原作。家族を鬼に殺された竈門炭治郎が、鬼に変異した妹・禰豆子を人間に戻すために鬼殺隊へ入隊する……というストーリー。原作は、2016~20年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された。コミックスの全世界累計部数は2億2000万部以上。
テレビアニメ「竈門炭治郎 立志編」が2019年4~9月に放送され、劇場版「無限列車編」が2020年10月公開に公開された。「遊郭編」が2021年12月~2022年2月、「刀鍛冶の里編」が2023年4~6月、「柱稽古編」が2024年5~6月に放送された。
劇場版「無限城編」は三部作で、第一章が7月18日に公開された。公開から3日間で、興行収入が約55億2000万円、観客動員数が約384万人を記録し、国内のオープニング成績、初日成績、単日成績の最高記録を更新したことも話題になっている。公開から4日間で興行収入が73億1000万円、観客動員数が516万人を突破している。
提供元:MANTANWEB