石田彰:「鬼滅の刃」“圧倒的強者”猗窩座役も自身は「そんなに強いタイプじゃない」 櫻井孝宏「私には巨人に見えます」
配信日:2025/07/19 13:39

吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんの人気マンガが原作のアニメ「鬼滅の刃」の新作劇場版「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」の公開記念舞台あいさつが7月19日、TOHOシネマズ日比谷(東京都千代田区)で行われ、竈門炭治郎役の花江夏樹さん、冨岡義勇役の櫻井孝宏さん、猗窩座役の石田彰さん、W(ダブル)主題歌の「残酷な夜に輝け」を担当するLiSAさんが登場した。石田さんは“圧倒的強者”である猗窩座を演じているが、「見た感じ、この中で(登壇者の中で)一番小さいじゃないですか。そんなに強いタイプじゃないです」と語った。この発言に櫻井さんが「私には巨人に見えます」と話すと、石田さんは笑顔を見せていた。
猗窩座は、劇場版「無限列車編」で初登場したキャラクターで、石田さんは演技について「『無限列車編』の時は人間に対して圧倒的に強いという、そこだけで押していけた」と振り返り、今回の「無限城編」第一章では、「登場した時からそのスタンスは変わっていないと感じていたが、『無限列車編』と違うのは、相手の強さの度合いが変わっていく」と語った。猗窩座が強さを求めるキャラクターだからこそ、「強さに対する評価もすごく公平。強くなったら認めて、相手の強さに対応していくのが、今回の猗窩座の新しいところ」と話した。
石田さんは、自身は「強いタイプじゃない」といい、「強さを演じるのにすごく頑張っている。無理して強がっているのを悟られないように必死にやっていた」と収録の裏側を明かした。
「鬼滅の刃」は、吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんのマンガが原作。家族を鬼に殺された竈門炭治郎が、鬼に変異した妹・禰豆子を人間に戻すために鬼殺隊へ入隊する……というストーリー。原作は、2016~20年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された。コミックスの全世界累計部数は2億2000万部以上。
テレビアニメ「竈門炭治郎 立志編」が2019年4~9月に放送され、劇場版「無限列車編」が2020年10月公開に公開された。「遊郭編」が2021年12月~2022年2月、「刀鍛冶の里編」が2023年4~6月、「柱稽古編」が2024年5~6月に放送された。
三部作となる「無限城編」の「第一章 猗窩座再来」は、「無限列車編」を上回る規模となる452館で7月18日に公開された。公開初日の7月18日午前0時から、全国11都道府県24劇場で世界最速上映が実施されたことも話題になっている。上映時間は155分。
提供元:MANTANWEB