怪獣8号:5年の連載に幕 感謝の描き下ろしイラスト公開 アニメも話題の「少年ジャンプ+」人気作
配信日:2025/07/18 0:05

アニメ化もされている松本直也さんのマンガ「怪獣8号」が、集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で7月18日に最終回を迎え、約5年の連載に幕を下ろした。作者の松本さんは自身のXで、感謝を込めた描き下ろしイラストを公開し、「ジャンププラスにて怪獣8号最終話が配信されました! エピローグで描きたいことがたくさんあって全ては入り切りませんでしたが、自然な流れで入れられるものはできるだけ詰め込んでページ盛り盛りの最終話になってます。本当に5年間ありがとうございました!」とつづった。
連載完結を記念して、エピソード人気投票企画が実施されることが発表された。特設サイトで8月31日まで投票を受け付ける。上位に選ばれたエピソードのアクリルボードが抽選で当たるプレゼントキャンペーンも実施する。「少年ジャンプ+」では、期間限定で全話が無料公開される。コミックス最終16巻が9月4日に発売される。
「怪獣8号」は、2020年7月に「少年ジャンプ+」で連載を開始した。怪獣が容赦なく日常を侵す怪獣大国・日本を舞台に、謎の生物に体を怪獣化された主人公・日比野カフカの活躍が描かれた。第1話掲載直後から「怒涛の展開で面白すぎる」など1日で3200以上のコメントが寄せられ、ツイッター(現X)のトレンド入りを果たした。新刊発売のたびに「少年ジャンプ+」史上最速ペースで発行部数や閲覧数の記録を打ち立てた。毎話200万以上の閲覧数を記録し、「少年ジャンプ+」の看板作品の一つとなった。
2021年には「次にくるマンガ大賞2021」のウェブマンガ部門の大賞に選ばれた。海外でも「MANGA Plus by SHUEISHA」をはじめとする複数のサービスを通じて配信され、35の国と地域でプリント版が刊行されている。デジタル版を含むコミックスの国内累計部数は1800万部以上。
2024年4月からアニメ第1期が放送され、Xで全世界リアルタイム配信されたことも話題になった。第2期が7月19日からテレビ東京系ほかで毎週土曜午後11時に放送される。第1期に続き、Xで全世界に向けてリアルタイム配信される。
提供元:MANTANWEB