MAO:高橋留美子の最新作がテレビアニメ化 NHK総合で2026年春放送 制作はサンライズ 梶裕貴、川井田夏海、下野紘、豊永利行が出演
配信日:2025/07/14 12:33

「うる星やつら」「らんま1/2」「犬夜叉」などで知られるマンガ家の高橋留美子さんの最新作「MAO」がテレビアニメ化され、NHK総合で2026年春から放送されることが明らかになった。アニメは、佐藤照雄さんが監督を務め、サンライズが制作する。メインキャストとして、摩緒役の梶裕貴さん、黄葉菜花役の川井田夏海さん、百火役の下野紘さん、華紋役の豊永利行さんが出演することも発表された。摩緒が描かれたティザービジュアル、ティザーPVも公開された。
「MAO」は、「週刊少年サンデー」(小学館)で2019年5月から連載中の高橋さんの最新作。大正時代を舞台に、陰陽師の青年・摩緒(まお)が、令和の時代から迷い込んだ少女・黄葉菜花(きば・なのか)と出会い、900年に及ぶ“呪い”に迫る……というダークファンタジー×タイムスリップミステリー。
高橋さんは「アニメ化ありがとうございます。期待どおりの出来で声優さんたちも素晴らしく、皆さんに楽しんでいただけると思います。ぜひご覧ください!」とコメントを寄せている。
摩緒役の梶さんは「ついに……ついに発表することができました! 最初に本作についてのインタビューにお答えしてから5年半。初めて声を当ててから4年。アフレコ開始から1年半。ようやく皆様に『MAO』アニメ化というハッピーな情報をお届けできるタイミングがやってきました! 本当に本当に、心の底からうれしいです。大好きな高橋留美子先生作品に関わらせていただいているという、そのありがたみを噛み締めながら、毎話毎話、大切に摩緒を演じさせていただきました。佐藤照雄監督指揮の元、愛情と熱意に溢れたチームによって製作された本作。この上なく素晴らしい仕上がりになっていると、自信を持ってお知らせいたします! ご期待いただきつつ、放送をお待ちください!」と話している。
黄葉菜花役の川井田さんは「オーディションを受けさせていただけること自体夢のようでしたが、まさか!菜花役を任せていただけるなんて?!と合格をいただいた時には武者震いしました。『MAO』の世界の中を、どこか他人のような気がしない彼女と共に歩んで行けることが本当に幸せです。持てる力を全て注いで演じさせていただきます! ぜひ、放送を楽しみにお待ちください!」とコメント。
摩緒のかつての兄弟子である百火役の下野さんは「以前『MAO』の原作コミックスのPVで演じさせていただいた時、『このままアニメ化されたらぜひとも引き続き演じていきたいです!』なんて言ってたら本当に百火を演じ続けられると思わなかったので、驚きましたし、本当にうれしかったです! 原作コミックスのPVから変わらず、梶くんは摩緒を、豊永くんは華紋を一緒に演じられるのも楽しみにしております!!」と語っている。
木の術を操る陰陽師・華紋役の豊永さんは「原作コミックスのPVや、原作の配信番組でも演じさせていただいておりましたが、アニメでも続投と決まった時は本当にうれしかったです……ホッと胸を撫でおろしました。改めて華紋様と触れ合い、『MAO』の世界に没頭できること、役者としてチャレンジできることを本当に楽しみにしております! どうぞよろしくお願いいたします!」とコメントを寄せている。
◇スタッフ(敬称略)
監督:佐藤照雄▽シリーズ構成:柿原優子▽キャラクターデザイン・総作画監督:菱沼義仁▽美術監督:加藤浩、保木いずみ▽色彩設計:大塚眞純▽CGディレクター:藤江智洋▽撮影監督:伏原あかね▽編集:新居和弘▽音響監督:菊田浩巳▽音楽:兼松衆▽アニメーション制作:サンライズ
提供元:MANTANWEB