ソムタム田井のコスプレリポート:「ガンダム」「エヴァ」レイヤー 強風でも崩れないアホ毛やまつ毛の再現にこだわり
配信日:2025/06/01 19:55

コスプレは自宅で気軽に楽しめる趣味であり、アニメやゲーム、マンガなどの人気のバロメーターとしても注目を集めている。コスプレ文化の研究家でライター兼カメラマンのソムタム田井が、イベントに取材、参加して見つけたハイレベルなコスプレーヤーをピックアップ。衣装、ウイッグ、メーク、体づくりなど、キャラクターになりきる上でのこだわりについて聞く。
本稿では、東京・池袋のサンシャインシティ周辺で定期的に行われているコスプレイベント「acosta!(アコスタ)」で撮影、インタビューした、「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のルナマリア・ホークに扮(ふん)するだぶるうさぎさんと、「新世紀エヴァンゲリオン」の惣流・アスカ・ラングレーに扮する天川真優さんを紹介する。
屋外エリアでの写真撮影に加え、コスプレをしたまま付近の施設で食事や買い物もできるなど、コスプレ初心者でも気軽に参加できる点が魅力の「acosta!」だが、この日は同人即売会の「acosta!マルシェ」も同時に開催され、こちらも大盛り上がりに。
ホール内で気になる商品を購入した後、屋外に出て交流を楽しんでいたレイヤーやカメラマンも多く、終了時間ギリギリまで、各所に撮影のための長蛇の列ができていたのが印象的だった。
ルナマリアのコスプレで撮影に対応していただぶるうさぎさんは、髪型の再現にこだわったと話す。
「一番力を入れたのはアホ毛の再現です。強い風が吹いても崩れないように、しっかり固定する形でウイッグをセットしました。ベルトやニーハイも自作で用意したもので、特にニーハイは質感にこだわり、合皮素材で仕上げたものになります」
アスカに扮して撮影や交流を楽しんでいた天川真優さんは、こちらの衣装を着こなすためにダイエットを頑張ったという。
「今回のこだわりは、よく見ないと分からないと思うのですが、一本だけ際立ったまつ毛を再現したことです。それと、アスカのスタイルに近づくためにダイエットも頑張って。1週間で体重を3キロ落とし、ウエストもマイナス4センチの状態にして、格好よく着こなしたつもりなんですけど、いかがでしょう?」
取材・文:ソムタム田井
提供元:MANTANWEB