バイきんぐ:「映画クレヨンしんちゃん」で現地インド人役 小峠がガイドのウフンアハーン 西村が雑貨店のバイト君に
配信日:2025/05/15 21:00

お笑いコンビ「バイきんぐ」の小峠英二さんと西村瑞樹さんが、人気アニメ「クレヨンしんちゃん」の劇場版32作目となる最新作「映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ」でゲスト声優を務めることが分かった。最新作は、シリーズ史上初めてインドを舞台としており、バイきんぐの2人は現地のインド人のキャラクターを演じる。小峠さんがガイドのウフンアハーン役、西村さんが雑貨店のバイト君役として出演する。
5月15日に放送されたテレビ朝日の情報バラエティー番組「楽しく学ぶ!世界動画ニュース」で発表された。番組では、小峠さんと西村さんのアフレコの様子も公開され、緊張した面持ちの2人の様子にスタジオの面々は苦笑い。特に小峠さん演じるウフンアハーンの独特なセリフは爆笑を誘った。
小峠さんは「『クレヨンしんちゃん』自体面白いですし、映画も見てきていたので、その作品で僕らの声が流れることになるのは単純にうれしいなと思いました。僕が演じる“ウフンアハーン”は、インドに来たしんちゃんたちを現地でガイドする役なんですけど、僕は演技や声優経験がほとんど無かったので想像以上に難しくて、監督が細かく演技指導をしてくださり演じ切ることができました。今回はインドが舞台ということで、映像にもしっかりインド映画の要素も落とし込まれているのですが、お笑いをやっている人間でも声を出して思わず笑っちゃう、深刻な状況の中でもひゅっと抜けるような面白いシーンがいくつもあって、しんちゃんさすがだな、と思いましたね」と話している。
西村さんは「僕は子供が産まれてから、子供が好きなアニメ作品の声優さんをやってみたいなと思っていたところに、今回のオファーをいただいたのでむちゃくちゃうれしかったです。僕はしんちゃんとボーちゃんがインドで訪れる雑貨屋さんのバイト君役を演じました。僕もテレビに出させていただく前はただのバイト君でしたから、雇われの、ただのバイト君に徹するみたいなことに神経を向けて演じました。台本にはないセリフ、台本上では『……』になっているところでも息づかいをマイクにのせたり、普段はしないセリフの出し方をしたのが難しかったですね。カスカベ防衛隊の友情だったり、野原家の家族愛だったり、いろんな要素が詰まっているエンターテインメント作品になっていると思いますので、お楽しみに!」とコメントを寄せている。
最新作は、インドを舞台に野原しんのすけたちカスカベ防衛隊が踊って踊って踊りまくるダンスエンターテインメントムービー。エンタメフェスティバルへ出場するためインドにやって来たカスカベ防衛隊は、インド観光を満喫していたが、怪しげな雑貨店で見つけた「鼻の形」に似たリュックサックをきっかけにボーちゃんが邪悪な力に導かれ“暴君(ボーくん)”となり大暴走する……というストーリー。しんのすけたちは、世界をも揺るがす脅威の力を手に入れてしまったボーちゃんを止めようとする。
「新婚旅行ハリケーン~失われたひろし~」「もののけニンジャ珍風伝」など「映画クレヨンしんちゃん」シリーズを手掛けてきた橋本昌和さんが監督を務め、橋本さんと共に数々の「映画クレヨンしんちゃん」シリーズに参加してきたうえのきみこさんが脚本を手掛ける。8月8日公開。10月下旬にインドでも劇場公開される。
提供元:MANTANWEB