薬屋のひとりごと:悠木碧「ここからは怒涛の展開」 一番しんどかった回は? 大塚剛央と「マチ★アソビ」に
配信日:2025/05/14 17:11

小説投稿サイト「小説家になろう」から生まれた日向夏さんのライトノベルが原作のテレビアニメ「薬屋のひとりごと」のイベントが5月10日、徳島市で開催された「マチ★アソビ」で行われ、猫猫役の悠木碧さん、壬氏役の大塚剛央さんが登場した。悠木さんは、テレビアニメの今後の展開について「薬屋の制作チームがみなさんに絶対に感動してもらうぞと気合を入れて作っています。ここからは怒涛の展開、1秒も見逃せないので、皆さんドキドキ・ワクワクしながら楽しんでいただければと思います」と語った。
イベントでは、悠木さん、大塚さんが、放送中の第2期を振り返り、トークした。悠木さんは、「第2期2クール目に入り、怒涛の濃さが来ていますよね。伏線が散りばめられているので、第1期から見直してほしい」と強調した。第31話「選択の廟」について、悠木さんは「全『薬屋のひとりごと』のアフレコの中で一番しんどかったんです。基本的に“薬屋のひとりごと”なので、ずっと猫猫がしゃべってるんですが、この話数は色や扉の進み方、国の過去の話など本当にずっとしゃべっていて……色の名前の漢字が全部一緒に見えてきてました(笑)」と明かした。
第34話「怪談」について、大塚さんは「最初はちょっと“箸休め的な回”なのかなと思っていたけれど、実はすべてがつながっている」と語り、悠木さんも「ライトに見せかけて深い」と共感していた。
第35話「狩り」、第36話「華瑞月」では、猫猫と壬氏の関係性が大きく動く印象的なシーンも描かれた。悠木さんは「密着する描写もありましたが、色気がありながらも決していやらしくない、清潔感のあるきれいな演出がとても好きでした」とコメント。一方、大塚さんは「どのくらいやったら良いんだろう」と演じ方を悩んだという。そんな大塚さんに対し、悠木さんは「あのシーンを上手にまとめたのは大塚くんの力だったと思うよ」と称賛した。
猫猫と壬氏の関係性について大塚さんは「壬氏は、立場、足かせに対する向き合い方が変わってきた、それによって猫猫に対する対応も変わってきた」と感じているという。今後の展開について、悠木さんは「猫猫サイド、壬氏サイドの2軸で謎解きが進んでいくんですが、猫猫だけではクリアできないことをどのように突破するのかという話になっていきます。本当に怒涛ですよ」「このための積み上げだから、1期の1話から見返しておいた方がいいかもしれない。ここから気持ちいいぞ~」と語った。
「薬屋のひとりごと」は、ライトノベルがヒーロー文庫(イマジカインフォス)から刊行されており、コミカライズも人気を集めている。原作のシリーズ累計発行部数は4000万部以上。舞台は、とある大陸の華やかな後宮で、毒見役の少女・猫猫が、美形の宦官・壬氏と共に陰謀やウワサのひしめく後宮で起きる事件に巻き込まれていくことになる。テレビアニメ第1期が日本テレビ系で2023年10月~2024年3月に放送された。第2期は連続2クールで放送される。
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