おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!:主演の原田泰造も「ええー!??」と驚き 昨年話題になったドラマが映画化 7月4日公開へ(コメント全文)

配信日:2025/03/28 18:46

「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」の原作の書影 (C)Zim Nerima/LDF
「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」の原作の書影 (C)Zim Nerima/LDF

 お笑いトリオ「ネプチューン」の原田泰造さん主演し、2024年1月期に東海テレビ・フジテレビ系で放送され話題となった連続ドラマ「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」(通称・おっパン)が映画化され、7月4日に公開予定であることが、このほど明らかになった。

 ドラマは、2人組「練馬ジム」の同名人気マンガ(LINEマンガ)が原作。原田さん演じる、家族にも嫌がられる古い価値観を持つ昭和生まれの51歳、沖田誠がゲイの若者との出会いから常識を更新していくハートフル・ホームコメディー。

 「TVer」での初回再生回数が1週間で89万回を達成し、東海テレビ制作ドラマ史上1位(2024年1月当時)を記録。古い常識や偏見で凝り固まった昭和の“おっさん”がLGBTQ+、推し活、二次元LOVE、メンズブラ……といった新しい“常識”に出合ったことで、少しずつアップデートしていくロールプレイングドラマとしてZ世代を中心に話題を呼んだ。2024年日本民間放送連盟賞でテレビドラマ部門優秀賞を受賞したほか、原作マンガは国内累計閲覧数8400万回以上(2025年3月時点)を誇り、「LINEマンガでイチ押しのオリジナル作品は? みんなで決めるベスト11」投票で1位を獲得した。

 映画版では、主人公の誠を演じる原田さんをはじめ、誠との友情関係により、彼をアップデートさせたゲイの大学生・大地を演じる「FANTASTICS」の中島颯太さん、メイクや可愛いモノ好きの高校生・翔を演じる城桧吏さん、BL好きな大学生・萌を演じる大原梓さん、大地とパートナーとなった円を演じる東啓介さん、大地の母・美穂子を演じる松下由樹さん、ボーイズグループ推し活中の妻・美香を演じる富田靖子さんらが続投。ドラマ版から携わっている二宮崇監督の手により、沖田家の愛犬カルロスが見守る中、「好き」を謳歌してきた彼らの新たなる疑問や難題を描いたオリジナルストーリーが展開される。

 出演者のコメントは以下の通り。

 ◇沖田誠役の原田泰造さんのコメント

 最初に「おっパン」映画化の話を聞いた時は「ええー!??」と驚きました。驚きと同時に「ドラマのその後をどうやって描くんだろう?どういう映画になるんだろう」と喜びにも浸っていました。ドラマがOA(オンエア)された時は周りの反響がすごく、最初アップデート前の誠は嫌な奴(やつ)だったので、周りからも「ダメだな、あいつ」という空気があったのですが(笑)、だんだん世間に受け入れられていったのを感じていました。映画を撮り始めてすぐに1年前に戻った感覚で、今すごく幸せです。ドラマもできて、映画にもなって、僕にとってご褒美だととてもありがたく思っています。今回の映画では、アップデートを終了したつもりの誠が、過去と向き合うことがテーマになっています。家族や友人もそれぞれ悩みを抱えながら更に成長していくのが見どころです。

 ◇五十嵐大地役の中島颯太さん(FANTASTICS)のコメント

 ドラマの撮影を通して“おっパン愛”が強くなっていたので、映画化の話を聞いた時、もう一度同じメンバーで集まることができるのがうれしくてガッツポーズをしました。ドラマの放送後は、「ドラマ見たよ」と幅広くたくさんの方に声をかけていただいて、多くの皆さんに届いていたんだなと実感することができました。この先も「おっパン」が自分の軸になり、今後の僕の人生においてとても大切な大きなものになっていくと思っています。五十嵐大地という役は、言葉でだれかの心を動かすことができる、本当にすてきなキャラクターで、僕自身もパワーをもらっています。ドラマでは大地君が誠さんのアップデートをサポートしましたが、映画では誠さんや沖田家の皆さんが大地君を成長させてくれます。あたたかい作品になっていますので、みなさんぜひご覧ください。

 ◇沖田翔役の城桧吏さんのコメント

 沖田家の家族と、同じスタッフの皆さんと、またご一緒できる事がとてもうれしくて、撮影前からクランクインを心待ちにしていました。クランクインの時には、皆さんが「おかえり!」と温かく迎えてくださって本当に家に帰ってきたような安心感がありました ドラマでは、引きこもっていた翔が家の中から一歩外に踏み出す成長が描かれていましたが今回の映画では、さらに成長している新しい翔の姿を見ていただけると思います。また、「好きな事」を大切にする思いがとても大切だと改めて皆様にも考えるきっかけになったらうれしいです。アップデートのその後、沖田家のみんなにどんなことが起きるのかもぜひ楽しみにしていてください!

 ◇沖田萌役の大原梓さんのコメント

 まさか映画化するとは思っていなかったので、聞いた時はめちゃくちゃうれしかったです。またドラマと同じチームで撮影できるのがすてきだなと思って。温かい現場なのでとても楽しく、大好きなチームです! ドラマの時の萌は、家族のことを観察しながら、自分の「好き」を貫き通したい、お父さんにもっと理解してもらいたい、と思っていたのですが、映画では自分の中にある芯を固めようとしています。そのため、ドラマとはちょっと違って「このままの自分でいいのかな」と悩みながら好きなマンガに取り組む、ということを意識して演じています。

 ◇砂川円役の東啓介さんのコメント

 ドラマが放送されてから1年、こんなにも早く映画化が決定し、またこの作品に携われることがうれしいです。まずは、視聴者の皆さまに感謝の気持ちを伝えたいです。 既に現場では「おっパン」の温かい空気感が出来上がっており、特に大地とは何も言わなくても意思疎通ができる関係だったので、「次の撮影はいつかな」と毎回楽しみでした。「映画だから今回の円はこうしてみよう」ということはなく、あくまでドラマからの繋がりを意識して演じました。ドラマを楽しんでいただいた方も、まだの方も、ぜひ予習復習した上で映画をご覧いただければ、より一層楽しめると思います!

 ◇五十嵐美穂子役の松下由樹さんのコメント

 ドラマがとても温かい作品だったので、安心して作品に臨めるのがとてもありがたいです。ドラマのラストで息子の大地が結婚して新たなスタートを切り、母としてはとても喜ばしいことだったのですが、それがこんなにも寂しいんだ、と映画撮影中に体感しています(笑)。「好きだから寂しい、寂しいことも好きだから受け入れられる」ということが今回の美穂子のテーマになっていて、大地が巣立っていくのを母として見届ける気持ちには、いろんな思いが入り混じります。「好き」という気持ちを肯定するこのすてきな作品をぜひ見ていただきたいです。

 ◇沖田美香役の富田靖子さんのコメント

 映画化の話を聞いた時はすごくびっくりしました。大きなスクリーンで沖田家に会えると思うと、ちょっとドキドキします。ドラマから1年経て、みんないろんなところで仕事をして、いろんなものを吸収して、また出会った時に、1年前とは違うのではないかと思ったのですが、時が戻ったように全く同じ状態でいられることにすごく感動しています。沖田家は沖田家なんだなって。美香役については、あえてドラマとの演じ分けは考えないようにしました。演じ分けると演技の質感が変わるので、映画とドラマ関係なくお芝居しています。楽しみにしていてください。

 ◇原作・練馬ジムのコメント

 ネーム担当:脚本を読ませていただいた時に、このセリフは私が思い付きたかった~!となるセリフがあり悔しかったです。でもそれだけ制作の方々が「おっパン」のキャラを大事にしてくださっているのが伝わってうれしかったです。ドラマだけでも十分ご褒美だったのに、映画というまさかのボーナスステージまであって、 あとは興行収入100兆円を願うばかりです。

 作画担当:「おっパン」ドラマから早1年、数年前に編集さんと二人三脚で作ってきた作品がまさかこんな形で、 新しい作品としてお目にかかれるとは夢にも思いませんでした。誠さん……でっかくなって帰ってきやがって……(´;ω;`)

 ドラマを見てくださった方が、映画という形でまた「おっパン」をたくさんの人に届けたい、と感じてくださって今の状況があるということを聞き、本当にうれしく思います。

 二宮監督をはじめとするスタッフの皆さん、原田さんをはじめとする俳優陣の皆さん、お仕事を受けてくださって本当にありがとうございます。

 ドラマに引き続き、原作にはない新しい登場人物と物語が「おっパン」の世界をさらに広げてくれます。

 映画「おっパン」が、みなさんの一つの思い出になればうれしいです。

提供元:MANTANWEB

この記事をSNSで共有する

新着ニュース記事

人気のニュース記事

新着の診断コンテンツ

ショート漫画の新着記事

インタビュー・取材の新着記事

コラムの新着記事

めちゃマガで人気の記事

copyright(C)2016-2025 アムタス > 利用規約

サイト内の文章、画像などの著作物は株式会社アムタスあるいは原著作権者に属します。文章・画像などの複製、無断転載を禁止します。

  1. めちゃコミック
  2. おすすめ無料漫画コーナー
  3. めちゃマガ
  4. ニュース
  5. おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!:主演の原田泰造も「ええー!??」と驚き 昨年話題になったドラマが映画化 7月4日公開へ(コメント全文)

めちゃマガとは?

電子コミックサイト「めちゃコミック」がお届けする、無料で読めるアナタの漫画情報マガジンです。

漫画がもっと面白くなった!

みんなにオススメしたい作品が見つかった!

漫画の新しい読み方に気づいた!

人生の1冊にめぐり合えた!

こんな運命の出会いをアシストできるように、独自の視点でたくさんの作品を紹介していきます。

【公式SNSでも情報を配信中!】

めちゃコミックとは?

CM・広告や口コミで評判の国内最大級・電子書籍サイトです。

テレビや映画で話題の最新人気漫画から定番作品、無料立ち読みまでラインナップも充実!

いつでもどこでも気軽に漫画を楽しめる毎日を提供します。

※めちゃコミックは、docomo / au / SoftBankの公式サイトです。

めちゃコミックについて詳しく見る