古川慎:「るろ剣」志々雄真実役 AnimeJapanで「弱肉」「強食」コーレス “剣心”斉藤壮馬も応戦!
配信日:2025/03/23 7:31

和月伸宏さんの人気マンガが原作の新作テレビアニメ「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」のイベントが3月22日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催中の世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan(アニメジャパン) 2025」で行われた。イベント終盤では、緋村剣心役の斉藤壮馬さんと、剣心の宿敵である志々雄真実役の古川慎さんが、観客とのコール&レスポンスでイベントを盛り上げた。
イベントでは、「剣心組VS志々雄一派 るろうに剣心 最強決定戦」と題して、斉藤さんと相楽左之助役の八代拓さんと斎藤一役の日野聡さん、古川さんと四乃森蒼紫役の内田雄馬さんのチームに分かれ、剣心組と志々雄一派の強さをプレゼンする企画が実施された。神谷薫役の高橋李依さんが司会を務めた。
プレゼン時間は1人45秒で、日野さんは「人のため、仲間のために強くなれる。それこそが剣心組の強さ」とアピールし、内田さんは志々雄一派の強さをプレゼンするかと思いきや「志々雄なんてどうでもいい! 御庭番衆こそ最強!」と蒼紫さながらに剣心組でも志々雄一派でもなく御庭番衆の強さをアピールした。
八代さんは、左之助としての思いを吐露しているうちに時間切れとなった。古川さんは、十本刀の一人の不二が大男すぎてアジトに入れないため、10人全員がそろうシーンが描かれていないことに触れ、「不二がいないから9人しかいない」と、志々雄一派がまだまだ強さを秘めていることを説明した。最後に斉藤さんは、剣心組の魅力を語っていたかと思えば、「剣心組とか志々雄一派とか関係ない! るろうに剣心一派。一つのチームですから、みんなで高まっていけるところが大好きです」と作品愛を熱弁。それぞれが個性的なプレゼンを披露した。
イベントでは、テレビアニメ第3期が制作されることも発表され、声優陣が意気込みを語った。最後は、観客とのコール&レスポンスでイベントを締めくくることに。志々雄の名ぜりふ「所詮この世は弱肉強食」にちなみ、古川さんが「弱肉!」と呼びかけると、観客は「強食!」と応えた。志々雄さながらに「緋村剣心、かかってこい!」という古川さんに対し、斉藤さんは「力を貸してほしいでござる。3期も共に旅をしよう」といい、観客に「るろうに!」と呼びかけると、「剣心!」という声が上がり、会場が一体となった。
「るろうに剣心」は、1994~99年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された人気マンガ。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた緋村剣心が明治維新後、不殺を誓った流浪人として、新たな時代の生き方を模索していく姿を描いた。新章の「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-」が、2017年から月刊マンガ誌「ジャンプSQ.(スクエア)」(同)で連載中。
新作アニメは、原作者の和月さんが脚本を監修。第1期が2023年7~12月に放送された。第2期は、2024年10月に「ノイタミナ」ほかで放送をスタートし、3月20日に最終回を迎えた。
提供元:MANTANWEB