私を喰べたい、ひとでなし:テレビアニメが10月スタート 追加メインキャストに石川由依、ファイルーズあい 制服姿のビジュアル公開
配信日:2025/03/03 20:00

「電撃マオウ」(KADOKAWA)ほかで連載中の苗川采さんのマンガが原作のテレビアニメ「私を喰べたい、ひとでなし」が、10月から放送されることが分かった。メインキャストが追加で発表され、死を願う主人公の少女・八百歳比名子を演じる上田麗奈さんに加え、石川由依さん、ファイルーズあいさんが出演することが分かった。石川さんは比名子の血肉を求める人魚・近江汐莉、ファイルーズさんは比名子の幼なじみで心優しい女の子・社美胡をそれぞれ演じる。メインキャラクター3人の制服姿のビジュアル、第1弾PVも公開された。
石川さんは「泡のようにはかなくもろく、そして切なく美しい。息苦しさもありますが、そんな世界に飲み込まれてしまいたくなるような魅力を感じています。私が演じる汐莉は、強引だけれどどこまでも優しくつかみどころのない、不思議な女の子です。そんな彼女は比名子にとっての光なのか闇なのか……。独特の雰囲気を持ったこの作品が、アニメーションとなりどう彩られていくのか、私も楽しみです」とコメント。
ファイルーズさんは「この作品は、誰の視点に立って物語を体験するかで印象がとても変わる気がします。胸が締め付けられるような共感と悲嘆を、夏の暖かさがそっと寄り添ってくれます。美胡は、そんな夏の太陽のような存在です。ぜひ作品を楽しんでください!」と話している。
「私を喰べたい、ひとでなし」は、2020年10月から「電撃マオウ」で連載中のマンガ。愛媛県を舞台に、死を願う少女・比名子と、その血肉を求める人魚・汐莉の美しくも切ない出会いを描いたサスペンス。汐莉は、成熟し、最高の状態を迎えるまで比名子を守り「いずれ自分が食べる」と約束し、比名子の胸には「このひとなら私の願いをかなえられるかもしれない」という切なる思いが浮かぶ……という展開。
◇スタッフ(敬称略)
総監督:葛谷直行▽監督:鈴木裕輔▽シリーズ構成/脚本:広田光毅▽キャラクターデザイン:郁山想▽色彩設計:水野多恵子▽美術監督:工藤義隆▽撮影監督:武原健二▽3DCG:志田じしろ▽編集:瀧川三智▽音響監督:納谷僚介▽音響効果:斎藤みち代▽音楽:井内啓二▽アニメーションプロデューサー:高木秀仁▽プロデュース:インフィニット▽アニメーション制作:スタジオリングス
◇キャスト(敬称略)
八百歳比名子:上田麗奈▽近江汐莉:石川由依▽社美胡:ファイルーズあい
提供元:MANTANWEB