伝統芸能男子に胸キュン! 古風な彼らの心をつかむには?
更新日:2016/11/18 10:00
何かに夢中になっている男性の姿ってカッコイイですよね。運動部のトレーニングで汗水たらしてランニングに励む姿や、試合に挑む真剣な表情など、見ているだけでドキドキが止まりません。
けれど、かっこいいのはスポーツ男子だけではない! 文化系男子もとても魅力的なんです。
今回は、茶道や書道など「伝統芸能」をたしなむ男子をピックアップ。文化系男子の振り向かせポイントも合わせてご紹介します。チャラさ0、古風な彼らにキュンキュンしてみませんか?
日米の茶道男子に視線集中!あなたはどっち派?
「ケッコーなお手前です。」 (みよしふるまち/マッグガーデン ) は、茶道がテーマのお話。二人の男子校生が高校の茶道部で奮闘します。主人公は、実家が茶道の家元である樹(いつき)と留学生のユージーン。
樹は、面倒なことには首をつっこまない、ドライな性格。自分の実家が茶道の家元だとわかっている先生に、ユージーンを茶道部へ案内を頼まれるものの、「早く帰りたい」とバッサリ断ってしまいます。こういう男子には最初はめんどくさいなと、かわされることが多いのですがかわいくおねだりされるのが意外と好きなので、ちょっと甘える仕草をするとイイかも。
「仕方ないな…」と言いつつ、まんざらではないハズ!直球過ぎると引かれる恐れがあるので、絶妙なさじ加減が必要です。
もう一人の主要人物、留学生ユージーンは、金髪碧眼、思ったことは口にする天真爛漫男子。こういうキラキラオーラ全開の男の子には、ヘタな小細工を仕掛けるより、ストレートに「好き!」と伝えるのが吉。もじもじせず、思い切りぶつかっていきましょう!
ドライと天真爛漫、どちらも選びがたいですよね(笑)。キャラが全く違う二人の男子にときめいてしまうこと間違いなし!
17音に青春全力投球、俳句男子!
「ぼくらの17-ON!」 (アキヤマ香/双葉社) の主人公・久保田莉央(りお)は、毎日を無難にこなす無気力男子。
何をするにも気だるさを感じていたものの、ある日他校の女子高生に一目惚れ!彼女が俳句をやっていることを知り、彼女と仲良くなりたいという不純な動機で、自分も俳句を始めることに。
この手の惚れっぽい男子には、ストレートに勝負を挑むのが一番!たとえ他に好きな人がいたとしても、「スキ!」という直球アプローチには弱いので、「この子もいいかも…」と、落ちやすいんです(笑)。ちょこちょこトラップを仕掛けて、自分の方へ彼の気持ちを方向転換させちゃいましょ!
好きな女の子がやっているからという理由で始めた俳句でしたが、その世界にどんどんはまっていく莉央。なんと全国大会である「俳句甲子園」に出場することに(ちなみにライバル校はイケメン揃いだったりします!)。
最高の17音にしようと仲間と激しく口論することもあり、のんびりと優雅に詠むだけではない、思っている以上にアツい俳句の世界に驚くハズです。
音色と訛りが魅力の三味線男子!
重低音が独特な響きを持つ津軽三味線。「ましろのおと」 (羅川真里茂/講談社) では、男子高校生が心の奥底を鷲掴みにするような音色を奏でます。
主人公の澤村雪(さわむらせつ)は、青森生まれ。祖父譲りの津軽三味線の才能を受け継いでいるものの、その演奏にはムラが…。兄が止めるのを振り切って、東京へ旅立ってしまうんです。
雪は、津軽三味線の師匠であり育ててくれた祖父が亡くなってしまったことで、目標とすべき音がわからなくなり、自分の音を探すためにふと思い立って上京します。高校には1年生から通っていなかったものの、母親の言いつけで私立梅園学園に通うことに。
そして、ビンビンと響き渡る演奏で、出会った人の心を変化させていきます。人の心の琴線に触れるものの、自分の音探しは終わらない…。10代なのに、ストイックすぎる!
津軽三味線に夢中になっている姿だけが魅力じゃない!雪は、青森出身ということで、津軽弁を話します。「かわってぐ」「してらが」などの津軽弁は、純朴というか、垢抜けなさが何とも魅力なんです!こういう男子へのアタックは、とりあえず「ずっとそばにいること」、これに尽きるんじゃないでしょうか。
何しろ相手は純粋に芸の道を見つめていますから、好きだ好きだとアピールしまくっても相手にしてもらえません。こういうタイプは、自分のそばにいてくれる存在に気づいたら、ある日いきなりストレートで告白することもありますからね、根気よく恋することが成功への近道です!
あたしが見つけた好きなこと。墨と半紙と書道男子!
「カノジョはアイツのお墨つき」 (梅澤麻里奈/小学館) の主人公・憂羽(ゆうわ)は、周りの友人が塾だ、部活だと自分の道を見つけているのに、自分がしたいことが見つからない日々。
まだ高1だし今はただ毎日楽しく過ごしていればいいと思うものの、なんでみんな自分のやりたいことを見つけているんだろう…と焦りは募るばかり。
ある日、何かと自分につっかかってくる我妻新(あがつまあらた)と言い合いに。新が書道部に所属していることを知り、普段の腹いせとばかりに、書道をやっている新をからかってしまいます。さすがに言いすぎたと謝ろうとするも、新からは軽蔑の一言。そこまで言われる筋合いない!怒り心頭の憂羽でしたが…。
犬猿の仲と言いつつ、友達からは「なんだかんだ仲良しだよね?」と言われる二人。そう、新たのような気になる子につっかかってしまうタイプの男子には、同じようにつっかるのではなく、できるだけ素直になること。そうすると、相手も不思議と素直になってくれるんです。憂羽のように得意分野をけなすなんてもってのほかです!
この手の男子は、好きな女の子だけを一途に想っている(いじめている?)ことが多いので、振り向かせるのは難しいかも…。けれど、諦めることなかれ。彼の得意分野を褒めたたえることで、自分の株を急上昇させちゃいましょう。そこでチャンスが生まれるハズ!
文化系男子の魅力を感じることができたでしょうか?
どちらかというと、硬派で不器用な男子が多い文化系。彼らを理解するために、その芸能の道に自分がどっぷり浸かっちゃう…なんてこともあるかも。彼と共に芸に寄り添う人生って素敵ですよね!
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作者
ちゃんこ
青森県弘前市生まれ。東京をすっ飛ばして、京都で大学生活を過ごす。大学時代から旅に目覚め、小銭を貯めては国内外を旅するように。2008年にはバックパッカーで、7カ月間の世界一周旅行を決行。旅行中は世界遺産に目もくれず、うまいものに夢中となって世界を食い散らかす。帰国後OL生活を経て、2011年から本格的にライターとして活動。母となった今でもうまいものへの執着が衰えず、エンゲル係数は上昇中。(Twitterアカウント tamachibi829)記事タグ
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