月光
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あらすじ
ヘルプデスクに9時・5時で勤める一見普通の青年・坂本(さかもと)。彼の自宅はひっそりとした郊外の一戸建て。そこには厳重に施錠された地下室があり、ワケあり少女との奇妙な共同生活が営まれていた。『松濤一家殺人事件』、『闇サイト』、『誘拐』、『筆談』──キーワードが導く異常な真実とは? コミティアで活動を続けてきた新鋭ウチヤマユージが、誰にも似ていないタッチで描く“日常系クライム・サスペンス”。
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みんなのレビュー
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その罪が愛ならば
表題作「月光」と「LOVER SOUL」の二本立て。
「よろこびのうた」を読んだ後、本作を読んだ。
「よろこびのうた」では、認知症、老老介護、児童虐待、といった現代の問題が題材だったが、本作では監_禁、殺_人、そして即身仏である。
やはり、ポップな絵柄からは想像しにくい、ヘビーなモチーフを描いている。
共通するテーマは「罪」ではないかと思った。
「よろこびのうた」も「月光」も「LOVER SOUL」も、登場人物たちは皆、罪に手を染める。
それは、現代の日本の法律の中では確かに「罪」なのだけれど、読む人がその罪を簡単に否定できないような世界を、この作者は漫画の中に構築する。
その罪が、優しさであるとき。
その罪が、慈しみであるとき。
その罪が、使命であるとき。
そして、その罪が、愛であるとき。
私たちはそれを、どう感じ、どう受け止めるのか。
そんなことを、ずしりと重く、それでいてポップに、読者に提示するこの作者が私は好きだし、今後どんな作品を届けてくれるのか、とても楽しみである。by roka- 7
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4.0
よろこびのうたよりダメージは少ない
同じ作者の「よろこびのうた」を読んで、良かったのは良かったんだけど心にダメージを受けてしまい、リハビリ?のつもりで本作を読み始めました。最後がハッピーで本当に良かった。明るい未来が感じられてほっとしました。しかしこの作者さん、絵柄からは考えられないような重い題材が多いですね。これからも応援します。
by キャロク- 10
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4.0
内容はまあとにかく重いです。
ですが、ただ重いだけではなくて温かさも感じられます。
ハッピーエンドと言えるのかどうかは微妙ではありますが。
絵はシンプルで好き嫌いはあると思います。
悪い人はあからさまに悪そうなんだけど、憎めないキャラクターです。
よろこびのうた とはまた違った愛情の形のお話です。
時々読み返したくなるような気がしています。by 匿名希望- 2
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4.0
良い!
個人的にとても好みの絵です。
ですが、内容に良い意味で裏切られたとゆうか、、、
とてもシンプルです。
ネタバレしないように伝えるのがほんとうに難しいですが、良作です。
女の子と、男性との関係性は言葉にしずらいですが、とても温かみのある内容ですね。
作者さまのほかの作品も読みたくなります。
ありがとうございます。by 匿名希望- 2
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5.0
大切な…
読み終えてからレビューを書くまで、長いことかかりました。絵柄とは違って、深い内容だと思えたので。淡々と無駄のない展開なのに肝心なところはちゃんと伝わってくる。とても考えられて描かれているな…と。大切に読み続けていきたいと思います。うまくいえないけれど…
by 豆腐女子- 3
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