【ネタバレあり】それでも世界は美しいのレビューと感想（4ページ目）

おもしろい

最終回なんて涙が止まらず！恋愛マンガで切なくなったり楽しかったり気持ちが追いつかなかったくらい楽しかった！全部課金してしまった！

リビの年齢がせめて15とかだったらキュンとなったかも？世界が出てくる王様の妃が一般市民より言葉使いが悪いって残念です。お話は興味深いから、美しく展開してほしかったかな？

太陽王リヴィも、ニケも、頑張って生きてる…！2人とも可愛くてかっこよくて、読みながら見守りたい作品です。

絵がきれい

ニケは雨を降らせる力を持つ、雨降らしの国の皇女、世界征服した晴れの国の王の気まぐれで、ｼﾞｬﾝｹﾝに負け嫁ぐことに…

設定は個人的に好きな作品

ニケと出会って、リビ(心の壊れていた子供の王様)が変わっていくという感じ。読んでいて心の温まる部分も多く好きな作品です。
ニケの野性的な所は賛否両論だとは思いますがw

タイトルに集約されてますね。解決が難しい色々な矛盾や葛藤、考え方の相違がいっぱいあって、そんな世界に馴らされてしまうのが当たり前なのに、ニケは考えて考えて、解決策を探そうとする。それでも世界は美しいと感じられるのがニケちゃんなのですね。

ふたりが両思いになってからが好きです。どんどんストーリーに引き込まれていきます。登場人物のそれぞれの心理も細かく描写されていて切なくなる所もありましたが、読んでよかったと思える作品です。まだまだ途中なので、大切に読んでいきたいです。

共感しました

正直あまり期待せずに読み始めましたが、想像以上のスケールのストーリー展開でした。特定の登場人物の魅力にどっぷりハマるというタイプの作品ではなかったですが、それよりも、だからこそかな、物語のテーマのひとつである「想いと実感」が浮き立っていると思います。
やられたらやり返す。今の現実の世界でも起こっている出来事もまさにそれ。やられたことだけを取り上げて加害者である自分を被害者として正当化すれば心は救われるけど、結局、連鎖でしかないし、何も変わらない。憎む相手と同じレベルに自分を貶めるだけ。やだー。リビくんの年齢がよく分からなかったけど、子供の頃にこれに気づけるなんて成長目覚ましい。
変わらない自分の「軸」である「想い」と、自分の人生かけて得た経験でもある「実感」は大切にしたいなーとあらためて思わせてくれる物語でした。長かったけど、ほんとうに名作だと思います。

言葉遣い

雨の降らない国にアメフラシの能力を持つニケが嫁としてくるのですが、なぜニケはこんなに言葉遣いが悪いんだろう。残酷な過去を背負った歳下の少年王と両想いになるけど、ニケ、オクテ過ぎ。ちょっとイラッとするくらい。作者さんは女性を描くのが苦手なのかな？美人設定の人がおじさんっぽく見えたり、絶世の美女の眉毛が太すぎるのが気になっちゃって感情移入出来なかった。

ドハマリして全部読破しました。年の差カップル、特に少年って最初は抵抗がありましたが、ストーリーが素晴らしく、その抵抗を凌駕しました。ファンタジーの設定も深いし、ただ魔法のように雨を降らせることができるわけじゃなく、「想いと実感」を伴う必要があるのとかもいい。リビを過去も含めて丸ごと受け止めるニケと、ニケを大事にすることで成長し世界を信じられるようになっていくリビの関係が素敵です。
せっかくだから最後もっと二人の幸せ生活を見てみたかったです。