4.0
好きな話しでした。
TL小説には珍しい和もの妖怪ものです。
両主人公とも好感のもてる穏やかな性格で個性的な脇役とマッチして物語を楽しく読むことができました。
おススメのお話しです。
by
椿の葉
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TL小説には珍しい和もの妖怪ものです。
両主人公とも好感のもてる穏やかな性格で個性的な脇役とマッチして物語を楽しく読むことができました。
おススメのお話しです。
薄幸の乙女と神官さまの物語。
目の色のせいで虐げられてきたヒロインは生贄として捧げられるのですが、そこで出会った神官さまの婚約者となり、紆余曲折をへて安寧を得るおはなし。
ほのぼのとしたファンタジーと浅ましい現実世界が混ぜ合わさってます。
エロさは少なめかな。
個人的には、焦燥や嫉妬からいたしてしまった神官さまに、ちょっとがっかり。真面目な神官さまが妖艶にエロく豹変してほしいという期待度が高すぎたのでしょう。
単純に幸せな睦み合いがもっとあってもよかったかなと。
というのも、起承転結つけたかったのでしょうが、暴行は必要だったのか疑問。ほのぼのファンタジーが一気にシリアスに。
また、身体の時を止めるため、妊娠できない設定がなんだか残念でした。薄幸な乙女だったんだから、もっと最後は幸せでいっぱいにしてほしかったな。