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イノサン Rougeルージュ

あらすじ

フランス革命…人類が「自由と平等」を手に入れた世界史的事件の前夜──。サンソン家長兄シャルル-アンリは死刑執行人一族の家長としてパリに君臨、妹マリー-ジョセフはベルサイユで処刑職を得て自由に生きていた。だがある日、マリー-ジョセフは初恋の男アランを傲慢な貴族によって殺害され…!? 血塗られた苛酷な道を無垢に生き抜いたサンソン兄妹の物語[イノサン]は、「未来を変える」紅き革命編「イノサンRouge」へと新たな幕を開ける──!!!

この作品のシリーズ一覧(2件)

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  2. 111話 コメント2
    n゜56 九月虐殺(3)-1
    35pt
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    n゜57 ガブリエルの心臓(1)
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    n゜57 ガブリエルの心臓(2)
    35pt
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    n゜58 ルイ・カペー処刑の朝(1)(1)
    36pt
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    36pt
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みんなのレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    凄まじい画 & 表現力!

    処刑人シャルルの苦悩葛藤を描いた
    イノサンの続編です
    タイトルの通り 主人公はシャルルから妹マリーへ

    サンソン家を守り抜きたいシャルルと しがらみを
    全てぶち壊したいマリーの対比が見ものです
    フランス革命編なので ベルばらファンからすると
    あの人が こんな描かれ方(台詞)なんて。。!
    と 思ってしまうかも

    とにかく 美しすぎる画で きらびやかな貴族と
    平民の対比 残酷な処刑シーンから 性描写まで
    芸術のよう。。
    凄まじい表現力に圧倒され一気読み!
    作者が ラストをどう描ききるのか楽しみです

    • 24
  2. 評価:5.000 5.0

    NEW
    エクセレント

    ネタバレ レビューを表示する

    処刑を見せられて白目剥いて気絶した息子に「不甲斐ない」とは、あのシャルル・アンリも変わりましたねー!自分だって「家業を継ぎたくない!」と泣きわめいてお父さんに折檻されてたのに(黒歴史)。イノセントだった彼は変わってしまいました。冒頭でシャルル・アンリ自身が己の変わりようを嘯きますが、時が経っても決して変わらないただ一人、マリージョゼフが本作の主人公。鋼の意志を持つ男装の麗人。ときたらどうしてもオスカル様が思い起こされますが、このふたりの方向性は全く違います。オスカル様が生涯ただ一度だけドレスをお召しになったのは、片思いの相手と踊るためでした。これこそ「ザ・女心」です。が、マリージョセフは初恋の人を殺された復讐のために、女の武器としてドレスをまとい罠を仕掛ける。スタンスが明らかに違います。またオスカル様は、民の貧苦を憂い王家に忠義を尽くし時に王妃に苦言を呈することも厭わない、いわゆる性善説の常識人でした。が、このマリージョセフにはそーゆーのは期待してはいけない。彼女の行動原理はそれじゃない。このサンソン家の暴れん坊が、これからマリーアントワネットの処刑に際してどんな化学反応が起きるのか、見ものですね。
    それにしても、衣装などの時代考証がしっかりしてて素晴らしい。「イノサン」を読むと、昨今氾濫している「伯爵令嬢がどうのこうの」といったやたら長いタイトルのヨーロッパ貴族コスチューム漫画群には戻れなくなります。ドレス描きたい!とか、お姫さま王子さま設定描きたい!とか、気持ちは痛いほどわかるんだけど、最低限のお勉強も時代考証調査もせずにテキトーに好きなように描いてるので、アラが凄くて世界観に没入できないのです。これはもちろんこの作者さんの圧倒的な画力と表現力があるからこそなのですが、18世紀末のロココファッションや風俗を全部把握し描き切ることができる上で、百も承知で遊んでいる。マリージョセフの髪型、スマホでキャッキャする王妃、ミュージカル展開、それらの遊びがきちんと漫画として成立している。漫画だから適当でいい、何でもあり、じゃなくて、基本の形を習得しているからこそ、形やぶりができる。遊んでも傾いても「決まる」。(前出の昨今のコスチューム漫画群は「形なし」というやつですね)ストーリーは二の次で、そういうのを堪能するための漫画として私は読んでいます。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    美麗!

    「イノサン」の続編で、処刑人であるシャルル-アンリ・サンソンの妹,マリー-ジョセフ・サンソンの物語です。
    彼女の助手がアンドレという名前なので、「ベルサイユのばら」のオマージュなのかなと。「ベルばら」をご存知ない方は是非併せて読んで頂くとより堪能できると思います。
    処刑人のお話なので残酷なシーンがありますが、絵が美麗なのと、物凄い躍動感のある作画とストーリー性が半端無いです。ついつい読み進んでしまいました。
    処刑人であるマリーと皇后マリー・アントワネットの2人のマリーから目が離せません。

    • 13
  4. 評価:5.000 5.0

    芸術、残酷、葛藤、優美

    自分の感じた事を表現するには、言葉では足りない作品であります。

    まさに、圧巻、圧倒されました。
    内容は、好き嫌いがある作品です。
    自分自身も好きか嫌いかと問われると、好きではないかもしれない。
    残酷で悲しいし気持ち悪くなる。
    ポイントが無くなった時点でもう購読しなくていいとさえ思った。
    しかし、ポイントがあるまでは、無心に購読した。
    残酷なシーンは見たくないと思いつつ、でも先を見たくて仕方がない。
    軽い中毒だ。
    凄い作品です。
    もはや、自分の好き嫌いなんか関係なくさせる、中毒性がある。
    内容も画力も圧巻、作者はいったいどんな人なのか?
    こんな作品が描ける作者に嫉妬する。
    まずは、読んでみてほしい。

    • 6
  5. 評価:5.000 5.0

    なんと

    耽美で美しくら残酷な作品であるのだろうか!あるインターネットから、中世時代が好きな方にはオススメ!と聞いて、正直期待しないで購入致したのですが。やはり人の意見は聞いてみるものですね!私のまったく知らない世界が、この作品には開いていました。むしろ今まで知らずに生きていたのを後悔する程です。残酷、グロテスク、耽美、すべて私の好きな物が詰まっている素晴らしい作品です。勧めてくださった方々、ありがとうございます!

    • 6

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