【ネタバレあり】ダンボールで育った少女のレビューと感想（6ページ目）

ナツミセンセイ

沙羅ちゃんがはじめて声を出した時、ナツミセンセーイって泣いた時、涙がでました。こんなに小さい子が、ここまで感情を殺せるものだろうか。それほどまでにこの子を痛め付けた両親を同じやり方で痛め付けたい。最近虐待で子供を死なせるニュースが後をたちませんね。悲しいです。

大人の被害者はいつも子どもですね。
愛情を知らず、自然な欲求にも応えてもらえず、心を閉ざすしかなかった5年間。漫画といえど辛いです。

漫画だから極端にひどい虐待が描かれてるんだと信じたい。こんな事が現実には起こってはいませんようにと思う。そのままひどい人生を歩んでいって闇を抱えた大人になるストーリーとかではなく、助け出された後、ある程度仕事として線を引く施設の人の中しっかり愛情を注いでもらって救いのある話で良かった。施設の人だって1人1人自分の子供のように愛情をかけるのは難しいと思うけれど。

ダンボールで育った少女

自分の子供をダンボールに押し入れて、遊びまわる両親なんて、親失格ですね…
子供を産みたくても産めない体の私には考えられない。
不幸な子供を減らす為にも避妊して欲しい。
野良猫だって不幸な猫を減らす為に、自治体のボランティアさん達が不妊手術しているというのに…
主人公のさらちゃんには幸せになって欲しいです♡

1〜3話。無償の愛。夏美と薫。

ダンボールで育った少女を読みました。


1〜3話。ネタバレ感想ご注意ください。


新・ダンボールで育った少女を読んで、こちらも読んでみました。


ある若い夫婦が逮捕され、アパートの部屋のダンボールの中に女の子がいました。

5歳。見た目が2歳児のよう。

名前は沙羅。

児童福祉施設に預けられますが、他の子供は一人を除いて気味悪がり、他の職員も親身に世話をしません。


夏美先生だけは、分け隔てなく接しましたが、


沙羅ちゃんは心を閉ざしたまま。


一人を除いた子供は、高校生の薫。


職員の偽善を見抜きます。


夏美先生は、彼氏と付き合ってて、ある日しますが、彼氏に子供の話をします。


子供がいても愛せるか。


ある日、沙羅を無断で連れ出し外の世界を見せます。


バレた夏美は、謹慎処分。


人気者だった夏美が来ないのを、他の子供は沙羅のせいにして暴力。

職員に怒ったのは薫でした。


沙羅は、なつみせんせい、なつみせんせい

と、うわ言のように声を出し、、


夏美の謹慎処分は解除。心を開いた沙羅はすくすくと成長を始めました。


おわり。


感想。沙羅にとっての希望は、夏美と薫でした。

分け隔てなく接してくれた。無償の愛だった。


保育園の参観日で色んな子供見て、思ったのは、

大人と変わらず、みんなそれぞれに性格や考えがある事。
幼いから大人のようにハッキリ言ったり、善悪の分別がついてないだけ。


夏美先生と、まわりに迎合しない薫が園に居て良かった。

この2人が良心。


あのメガネの女の先生みたいなのばかりの社会だと、世の中に絶望するばかり。

この先生は、とんでもない。

相性の悪い子や気に入らない子は、否定される。おかしいよ。理不尽だ。

ありえない！

と思うような内容なのですが、実際にあったお話が元なんですよね。。。
胃が食べ物を受け付けない状態になるまでご飯がもらえなくてトイレも教えてもらえてなくて。。。どんなにツラい状態なのか想像もできないです。

施設

に来たダンボールに閉じ込められていた女の子が今後どの様に変化していくのか気になりますが読んでいて苦しくなります。

涙でた

女の子が最後に心を取り戻せて良かった。
女の子にとって未来が明るいものでありますように。そして虐待で辛い思いをするこどもがいなくなりますように。

泣けた

段ボールだけ読みました。
心を開ける先生と巡り会えて良かった。
回復してからは普通に可愛い女の子になっていて、感動しました。

最初の話

最初の、ダンボールの話だけ読みました。すごくいい先生。最後は一応ハッピーエンドでよかったです。ただ、あんな状態で施設に、というのはあり得ないと思ったし、ほかの先生たちの反応もわかる。突っ込むところはたくさんありました。