みんなのレビューと感想「17歳の塔」（ネタバレ非表示）（72ページ目）

女子校でのカースト制度

女子高2年のクラスでのカーストを描いた作品です。
1学期から翌3年のクラス替えまで。
たかだか1クラスの狭い範囲の上下関係なんですけど、各主人公にも色々思い(闇というか…)があり、それなりに面白いです。些細な事を気にしていた学生時代を思い出しました。

主人公毎に数話関係かと思ったら、全部の話が続いてます。
少し読むと気になっちゃってダメですね。ポイント追加しちゃいました。笑

女子校カーストの悲しみ

とある女子高校を舞台に、女子生徒たちのヒエラルキーをこれでもかと描いた作品です。容姿の美しさと性格が外交的な事で、学校中の人気の的の高瀬理亜が、全く正反対の垢抜けない小田嶋美優を気に入り、側に置き始めたことから周囲の人間関係が狂い始め、やがて驚きの地位逆転に発展していきます。それぞれの視点で章分けされ、あの事件の裏にはこんな事情があったのだ、と後でわかる面白さもあります。頂点を掴んだ人がまた凋落していきまた別の人が登っていく、そこにはその隣の席を狙う人がいる、というどの世代にも通じる人間関係の在りようがシンプルに描かれていて興味深いです。

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女子高育ちの者でーす！笑
共感できる部分と出来ない部分もありましたが8割型共感できます！
やっぱり、目立つ子のそばには、いたいものだなと思います。そうすることによって、「自分は同じ地位にいる！」と感じたいと思うものだなと思います。この作者さんは、女の子のドロドロ表現を描くのが非常に上手いなと思いました！

懐かしいような

懐かしいような、しかし環境が変わるだけで大人になっても何一つとして変わらない。
この作品の彼女達の10年後が読みたい。皆どの様な大人の女性になってるかな？
作中に大人の関わりが少なかったのも良かったのかな？大人になってからこの作品を読んだから懐かしい感情で気持ちが揺さぶられる事なく淡々と読めました。

まさに自分の学生時代

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女の子ならみんな一度は経験したことあるんじゃないのかなぁ。自分の小学・中学時代は、本当こんな感じの毎日でした。クラス内で圧倒的なボスがいて、その他に小グループがいっぱい。グループの中でも、定期的に誰かが外され、それが皆に回るというのがルーティーン。この漫画の中でも、みんなのそれぞれの立場が細かく描かれてあって、すごく共感できます。

ドロドロ

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友達が居なきゃ負け組な時代
つまらない事だけどそれが一番な時代
女が3人以上集まればトラブルしか沸かない
女と男だと更にトラブル
人間が一番トラブルでしかないな
人間関係が一番嫌い面倒
最後が読めてスッキリしました
落とし合い
けなし合い
女友達って本当に成立するのかたまに本気で疑問しかない
高校生であんな腹黒くなってたら怖すぎる

おもしろいです。女の子って何でかひとりになれない。グループを作りたがる。必死で自分が入れるコミュニティを探して、一度抜けたら抜けられない……怖い世界ですよね。私も女子校だったのでわかります。リアちゃんみたいな傲慢な子はいつか痛い目見ると思って読み進めたら案の定……でしたね。でも結局こういう子の方がホンとは強いんです。

面白かった！おすすめ

女子校だったので、よく分かります。クラス内ヒエラルキーは絶対的のようで、個々人の小さな小競り合いで上と下が逆転したり。どの登場人物も、こんな子いたいたー！みたいな人物像で、よく描かれていました。
胸糞悪いなーという出来事が色々ありますが、バイオレンスなものは少ないのでそういったものが苦手な人でも読めるかと思います。

おもしろい

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メチャメチャ面白いです。お薦め。
私も女子高だったのでよくわかります。
学校という小さな社会のなかで自分の立場が上がったり下がったり・・ある日突然いじめの標的にあったり目立っていた子が急にハブられ中退したり。
作者さんは凄く一人一人のキャラクターの心理描写を細かく書かれていて次も次もとあっという間に読んでしまいます。
リアと桃原さんに惹かれましたがやはり生徒達も綺麗な子に憧れてましたね。
そうじゃない子はコンプレックスがあったりして何かの拍子にそれが爆発したりしていまの立場から転落してしまう・・
凄く共感できました。
現役女子高生だけでなく私のようなはるか何十年前に女子高生だった人間にも共感できる作品です。

閉鎖的な空間

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学校、近い世代ばかり、という閉鎖的な社会の中で生きていかないといけない月日はとても長い。
社会に出て広い世界をみた人達が「あのときは青春だった」って言うんだと思う。
でも今まさにそこにいる人達にとっては必死なわけで・・・。

最終話で作中のキャラ（小田嶋かな？）が言ってたことに納得したとゆうか共感しました。