【ネタバレあり】聲の形のレビューと感想
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映画
最初は映画だけかなぁ〜と思っていたんですが漫画の方もあってとても驚いている自分がいました。普通に面白い。
by 国語きらい 漫画大好き- 0
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5.0
考えちゃう
こういうの見ると自分もいつ耳が聞こえなくなったり目が見えなくなったりするかわからないから不安になっちゃうな、主人公みたいに最終的に理解者ができるといいんだろうな、
by なゆてふしとま- 0
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5.0
健常者と障害者が共に生きる難しさ
この作品が描かれたのが2009年だとすれば、当時は障害者と健常者が共に生活する事がまだまだ常識ではなかった時代。障害者への差別や偏見がまだまだ沢山あった時代だ。と言う事を考えなければならないと思います。学校は勿論、職場においても。
そこに、硝子がやって来ます。硝子は、原作で明らかな様に、母から厳しく「強くなりなさい」と言われて育った少女。障害者である事を隠さず、堂々と入って来る。将也達の戸惑い。将也にしてみれば、偏見とか、差別とか言う事ではなくて、単純に「からかった」だけ。しかし、そう言う形で他の子との関係を築いて来た彼にとっては、ごくごく普通の態度が壮絶な虐めへと発展してしまう。単なる遊び。であったはずの弄りが周りを巻き込む事で。
虐めが発覚した後には、今度は将也自身が虐めの対象に。
硝子の立場を、硝子の気持ちを痛いほど知ることになってしまう。
自分の行った事の愚かさを知った将也は、罪の償いの方法を考え始める。それが彼にとっては、かつて虐めに巻き込んでしまった同級生との関係のやり直し。
それぞれの立場や考えかたのなかで織りなす人間関係は、時に切なくて、時に腹立たしく見ている側の心情を揺れ動かしてゆく。何度も繰り返されるドンデン返しの末に、全く違う人間同士が、言葉や、時には態度で互いの存在をわかり合って行く。仲良くなるだけが人間関係ではなくて、そこにその人が存在する事を認め合う事が人間関係であり、本当の友達関係なんだ、貴方がそこに居てくれる事が大切なんだと。
一人一人の登場人物の中に、いくつもの自分を重ね合わせてこの作品を見る時、何とも切なく、何とも恥ずかしく、何とも悲しい。何ど見ても、新鮮で、新たな気づきを与えてくれる。
そんな素晴らしい作品だと。私は思います。
この作品を世に出してくれた、作者。
ありがとうと伝えたい。by 大垣の60歳 藤田 賢司- 1
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4.0
びっくりです
9話の無料の部分まで拝見させていただきました!将也が硝子ちゃんの補聴器を取っちゃってお母さんが片耳のピアスを取って血がついてるみたいなのは知ってたのですが中身がこんなに残酷だとは思ってませんでした。硝子ちゃんの母親も難ありだし、将也も虐めるのはたしかに悪いけれどその周りのほうがよっぽど最低な人たちだと感じました。すごくムカつきますね。でも一番やばいのは担任の先生だなと思いました。すごく考えさせられるような漫画だなと感じました。
by パンダコパンダコパンダ- 0
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5.0
私はもともとアニメ化の方を見ていて、めちゃコミックではある漫画を探していたら偶然出会ったので漫画版が気になって読んでみました。
転校生で聴覚障害の西宮硝子が石田将也にいじめられ、そのままお互いが小学校を卒業し、その後また再会します。
その時に将也は硝子に謝るために手話を学ぶなどの誠意が見受けられ、そこから付き合う(もしかしたら記憶違いかもしれませんが)ことになります。
いじめの加害者である将也としてはいじめをしていたときは黒歴史のはずなのに自分の黒歴史と向き合い、被害者に謝る姿勢が素晴らしいなと思います。
(そもそもいじめをするほうが有り得ませんが)
この漫画は現代社会の教育の問題点を詰め合わせた様な漫画です。
私としてはこの漫画でいじめが悪いことだという認識が少しでも広がって、いじめに苦しむ人がいなくなってほしいなと思います。by AOBE- 0
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3.0
石田君の決心
イジメを繰り返してきた石田は逆転してクラスメートからはぶられたり無視されたりするようになる‼️
自分の未来に希望を持てなくなって、悩んだ末に、イジメた相手を探す事にするby 姫かずら- 0
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5.0
心が痛い…。
「イジメしてる」って、自覚無い人間ほど残酷なことする…。大人になって忘れてるのがほとんどの加害者だ。自分の身にふりかかって気がつくのだ。
西宮、優しくて強い子だわ〜。自分だったら、ここまでされたら多分生きていけないと思う。
石田も十分罰は受けた、もう許されていい。
ハッピーエンドであって欲しいな…。by ぽちゃばば1963- 0
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4.0
「こころ」を読む方が楽
正直、夏目漱石のこころを読んだ時の方が気が楽でした。このお話は中途半端な気持ちで読んではいけない。精神的にキツイが、学ぶことが多い。
何より、登場人物の大半が屑。主人公は改心して、自己肯定感が激低だから許せる。しかし、植野や川井、一番の害悪は小学校の先生。あいつだけは許してはならない。現実でもこういう先生がゴロゴロいるんだろうなと想像するだけで怒りが沸いてくる。
でも、胸糞悪いことがこの作品の根幹ではない。失敗し、どうしようも無い人間が、どうやって他人と関わり、心の声を分かり合えるのか。大切なことを教えてくれるお話です。by レムレムノンレム- 0
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4.0
考えてしまう
複雑ではあるけど、わかる人にはわかるんだと思う。誰しも、自分が責任取れない年齢での過ちはあるし、それがいつどんな形で許されるのか考えさせられる。
by ちーるん- 0
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5.0
とても大切な題材
主人公の石田の目線で物語を読んでいたせいか、最後の方の石田が涙を見せるシーンにはこちらも罪悪感と自分への呪縛からの解放と今まで見ていなかった世界と触れたことへの喜びが一気に溢れてきた。
同じような体験をした、というのもあるとは思うが、懐かしい気持ちになった。by ✌︎( ˙-˙ )✌︎- 0
5.0