みんなのレビューと感想「身代わりの侯爵夫人」（ネタバレ非表示）

花嫁という名の女神様

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イギリスの多分スコットランド　ロスセーのお話。シャーロットは双子の妹クラリスの身代わりに、父親の借金の形として花嫁になることに。
ニコラス　ロスセー侯爵は花嫁は誰でもいいという。好きになってしまって愛する人を失うのが怖かったからなんですね。
シャーロットは愛情に溢れて、『旦那様はこのロスセーに花嫁という女神様を連れて来てくださった』と
村の人々にも愛され、心温まるお話です。

さちみりほ先生でしたので購入しました。
相変わらずとても綺麗なまとめ方で、面白かったです！
購入して良かったです！

由緒あるゴージャスな絵柄

元々、女性向けの漫画を読まなかったクチなので、作画の先生のことはハーレクインの何本かの作品しか知らないのですが、プロフェッショナルな画力でセンスの塊でしょう。双子の妹がゲスすぎるのが劣等感からの嫉妬で、それを解るのも劣等感を抱えたギャンブル狂の父で…その部分さえ、主人公夫婦が最後に救いの手を施している。一方で、酷い妹から護るための手立ても忘れない夫もカッコいいなぁと思いました。やはり、見どころは主人公が家族のトラブルに、流されながらも、正義感と慈愛という芯がバーン！と通っていて、それを押し付ける訳でもなく、上品に貫いていく強さが素晴らしいと思いました。傑作ですね。

双子の妹と父の借金の尻ぬぐいのために、侯爵家に嫁ぐヒロイン。手癖の悪い妹と思っていた侯爵のヒーローですが、品があり可憐なヒロインにどんどん惹かれていきます。とにかくヒロインが知性と慈愛もある素晴らしい女性です。

なんつー妹だ😱

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一卵性の双子なのに、まるで正反対。気が強く尊大、強欲で手癖が悪い妹。真面目で堅実、心優しい穏やかな姉。更に、賭博大好き？な意思の弱い父親。その所為で家計は火の車。シャーロットが一所懸命切り詰めて何とか遣り繰りしても、焼け石に水状態。父親は、有ろう事か、娘まで賭ける有り様😱。侯爵がクラリスのスリの現場を目撃😫。こんなに違うのか、この姉妹😱。責任感が強いからか、姉は家出した妹の身代わりに。でも、早々にバレて…。シャーロットは、偉い✨。孤独を感じながらも、領主夫人の仕事を全うするべく頑張って😭。
妹は、見た目こそ綺麗だけれど、中身はドス黒い。双子っていいのか、悪いのか😞
考えさせられた。

素敵でした

ヒロインの清らかな心に癒されました。
この作者さんのヒロインは、皆好きです。
読み終えて完了ではなく、また読みたくなる作品だと思います。

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ヒロインが素敵です。妹の身代わりに嫁いだヒロインですが、ヒーローは幸せですね、こんな素敵で、行動力があってみんなに慕われる人を妻に出来て。

主人公に好感が持てる

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領民と話をして、給金を出すからとドブさらいや橋を作ったりして、少しずつ村が住み心地良くなっていく展開がいいですね。主人公の優しさとしっかりした性格がよく出てるなーと思った。

ハーレクインというのもあって、公爵様と最後ハピエンになるのが分かるから、安心して読めた。


妹は姉と比較され続けた、とかなのかな？まあだからって、盗難したりゆすったりするのは、アウトなんだけども。
父親も父親で、賭博して迷惑かけすぎ。。。

ドキドキな展開

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妹と入れ替わったり、大事な首飾りを盗まれたりとドキドキ・ハラハラの展開だったので楽しむことができました。

幸福な読後感

満たされた気持ちになりました。村人との交流シーンが好きです