【ネタバレあり】[小説]王と千花の巫女のレビューと感想
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エロは少なめだけど
一人称で話が進んでいく独特の語り口ですが、それがまた叙情的なストーリーと合っていて美しい。
主人公、ヒーローともに文句なしの美しさ、立派さで完全無欠のカップルで素晴らしいです。
特に主人公が一花の巫女から千花の巫女へと変貌するシーンは震えてしまいます。by 匿名希望- 1
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5.0
花が咲きます
千花と一花とが素晴らしく活かされています。
砂漠の国になった経緯から力を持たなくなった巫女にも国の在り方と未来を託して緩やかに結束している
神を信じる国の巫女と神を持たない代わりに人知で国を治めるべく自ら血を流しても戦う王とがヒロインとヒーローです。
望まぬ出会いからお互いに国を思う立場からお互いに心を尽くす二人の関係がとても素晴らしく描かれています。
国を思いながら拙い巫女が戦乱にあい、人質となり渡った他国で思いがけなく誠を知り、愛を知り、人として成長し、女として花開き、一花の巫女が「選択」を経て千花の巫女となる。
一人の女としても、国を代表する巫女としても、また、民を友人を思いやる巫女てして成長してゆくヒロインがとても魅力的です。
ヒーローは苦悩しつつ信念を持って王てしてあり続けようとしています。
できた王です。
二人は仇同士として出会いながらそれぞれ人として、また、国をまとめる立場の人間としてお互いにお互いを尊重して関係を深めていきます。
ただの恋愛ではないロマンスがとても味わい深い作品に仕上げてくれています。
ヒーロー、ヒロインの性格のよろしさとその心情がわかりやすく描かれています。
一人称の独特の文章ですが、この作品では上手くヒロインの心情とストーリーを描いてくれていました。
この作者さんの特徴的な文章ですが、ウェスラーの娘の作品とこれは一人称の文章がかえってよいですね。
エッチの表現も千花を活かした情緒的な表現でとても美しいです。
できたら続きを読みたい作品ですね。
星五つ、私は自信を持ってオススメします。by 匿名希望- 8
5.0