【ネタバレあり】水神の生贄のレビューと感想（8ページ目）

とっても楽しかった

何作か神様もの読んだけど、様々な試練などをへてラブラブになってもなお試練がある話が多かったけど、この作品は、全然違う視点で書かれていて、神様がヒロインを追いかけて、現世に来てしまうという話でめっちゃ楽しかったです。
神様が現世で、ヒロインと再開するところで終わっていて、巫女様の祈りで、病気が治ったり、若い女性を神様に生け贄にすることで、天災が修まると信じきってるところから、神様が現世で、どうやって生活していくのかも見てみたかったです。

いいです！

なんだかゆーっくりじーっくり進んで行くラブストーリーな感じでした。個人的な感想ですが笑
主人公の女の子がめちゃくちゃ可愛い！！

作者買い藤間麗

藤間麗さんのファンタジーはファタジーなんだけど入りこみやすいのはなんででしょう?アルカナも王の獣も大好きです。こちらは水神様と小さな女の子の出会いのお話で悲恋になるかと悲しくなったけど、最後よかったです。

紆余曲折はあれど

最後はハッピーエンドと言っていいんじゃないでしょうか？最初はちょこちょこしんどい話が続きますが。アルカナとは違う日本が舞台の話です

水神様綺麗。

ひとりぼっちで 違う世界に送られてしまった主人公。こんな子供の時からなんて ちょっと可哀想で切ない気持ちになります。水神に捧げられるわけだけど、水神も初めは 冷酷な感じだったけど どんどん変わっていくのが 魅力で 引き込まれて行きました。最終的には 恋愛モノ…ってことだな。

悲しい

家の池に落ちて、異世界に行ってしまう…小さな子にはあまりにも辛く悲しい出来事と思ってしまい、先を読む気になれません。少し時間をおいて、自分の中で温めてから続きを読みます。

水に引っ張られ過去に飛ばされてしまった有紗陽。何が起こったのかわからず森をさ迷っているところをすばるに助けられ村へ案内されます。
村人は珍しい見た目の有紗陽に冷ややかな目を向けつつ受け入れる…かのように見せますが、裏切ります。村の繁栄のためと水神の生け贄にされ、湖に放り投げられます。
そこから物語が始まっていきます。

はじめは無慈悲で人間を蔑んでいる水神。ですが有紗陽と関わっていくうちに少しずつ変わっていきます。

村に来たときは少女だった有紗陽も大人へと成長していきます。

すばるの有紗陽に対する思いも届いて欲しいけど…苦しいです。

でも最後はハッピーエンドで終わります。

本質に訴えられる内容

全部読み切って、心の深いところに残り、また何度も読んでいます。
結末は水神と人間が心を通じて愛し合いハッピーエンドなのですが、
それまでのエピソードが、感情のない水神に長い年月を掛けてアサヒが喜びや悲しみそして愛するを教えていく。
時空を超えて、異空間を超えて、物語が展開して行くのも面白く、更に精神世界がきちんと組み込まれていて、本質に届く物語りと感じました。

美しい

悲しい描写が多いですが、現実的で水神様の無慈悲さを際立たせます。その水神様が少しずつ変わっていき微笑んだ時にはもう…！最後は涙なしには読めませんでした。試し読みだけのつもりが気がついたら全話購入していました。

日本の縄文？弥生？時代頃の設定でしょうか。現代からタイムリープし、生贄にされてしまった子どもが神と出合い、巫女と呼ばれ、神と心を通わしながら生き抜いて行く話でした。良かったです。