ふれなばおちん

あらすじ

夫は大事です。でも、好きな人ができました。 結婚××年。家族のために生きてきました。それで幸せ、それが幸せ、と思っていたけれど、最近娘が、もっとキレイなお母さんでいてよ、なんてことを言いだした。母だけじゃ、いけないのでしょうか─。

  1. 11巻
    101~110話
  2. 12巻
    111~114話
  3. 13巻
    115~118話
  4. 14巻
    119~122話
  5. 15巻
    123~126話

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ユーザーレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    たまらない

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    続きが配信されて読了したので、レビュー書き直します。



    こんなに心を揺さぶられた漫画は初めてです。

    ちょっとした仕草、視線、僅かな体の動き。
    そういったものが丁寧に描かれていて、まるでドラマを観ているかのよう。
    (すごくドラマ化に向いてる漫画だと思います。ドラマ化したらかなり流行りそう)

    恋に気付く瞬間。
    片思いのざわつき。
    期待したり妄想したり。
    恋につきものなあれこれ。
    でも、今一歩を踏み止まる性。

    現在配信中まで読んで、そんな感じです。

    たまらない。


    で、続き、最後まで読みました。

    やはりラストはわざわざその描写入れる意味ある?という気がしなくもないです。
    けど、「次の世では」というのを強調したかったのかな。
    私の感想としては、沖縄という遠い地に発って新たな役者としてのスタートを切るというだけで、別れの記号として充分では?という気がしました。
    それはともかく、
    好きになり
    その人のために綺麗になりたい
    些細なことで舞い上がる
    そんな恋の楽しい期間を経て
    だんだん好きでいることが辛くなってきて
    家族への気持ちの配分が薄れてしまっている自分に嫌気がさして
    バランス崩してぐちゃぐちゃになっていく感じ
    すごくすごくリアルで
    涙が出ました。

    なんでだろうな。
    なんでこう辛くなっていっちゃうんだろうな、って。

    最後に、
    人物一人一人の描き方がすっごく素敵でした。
    お父さんの、このイラっとくる感じ。
    ポイント抑えてるな〜とか、
    マキオはお母さんに、ユミカはお父さんに、
    ソックリではないけどジンワリと似てるこの絶妙な感じ、そうそう親子の顔ってこうだよなー!っとか。

    本当、たまらない作品でした。
    また読み返したいです。


    • 130
  2. 評価:5.000 5.0

    キレイな不倫なんてないけれど

    ネタバレ レビューを表示する

    この作品を一言で説明しろと言われたらわたしは『キレイな不倫』と答えるでしょう。不倫にキレイもキタナイもないけれど…………。
    肉体関係にならなかったらいいのかって事ではないけれど、逆に一時の気の迷いとか欲望に負けたとかじゃない分、心の繋がりだけの方が罪深いと思う。

    家族の為、誰かの為にいつも一生懸命ななっちゃんが、とにかく眩しくて、応援したくなっちゃう、最後の最後まで一線を越えなかった事で読後感が清々しかったです。

    こーゆーおかあちゃんでもいいじゃない。つか、こーゆーおかあちゃんだからいいんじゃない?
    結婚して子供産んだら、家族の都合に振り回され……自分のことはいつも後回し……でもだから家庭が平和なんだよと。

    けど髪型変えたら似合うねって幾つになっても言って欲しいし、太った時ばかり指摘しないで痩せたねって気がついて欲しいよね。

    家庭を持ったら男は家族の為にって仕事してれば何も言われないけど、女は善き妻であれ善き母であれ、さらに女も磨けって求められすぎで、疲れてるわたしには癒しの作品でした。

    • 468
  3. 評価:5.000 5.0

    リアルすぎて 一気読み注意!

    『斉藤さん』の作者さん
    友人に激推しされて単行本で読みました
    めちゃコミでは やっと配信です☆

    自分が「お母ちゃん」にしてしまったのに
    妻の本当の魅力にも気づかずに 無償の愛の上に
    胡座をかき 平和ボケして 女を捨ててると
    侮っている夫に腹が立ちます

    なりふり構わず 自分の事は後回しで家族のために
    頑張る お母ちゃんヒロイン 夏が 道ならぬ恋に
    葛藤しながらも 生まれてしまった想いを そっと
    大切に育む姿が 切なすぎます
    不倫でありながら 年下イケメン 龍との
    プラトニックな大人の恋愛が なんとも言えず
    心に沁みます
    夏と同じ アラフォーでなくても 娘時代を過ぎて
    主婦になった人なら 大いに共感出来るシーンばかり

    ラストは 意見が分かれるところですが
    とにかく心情描写が素晴らしいです
    ★5で お薦めします!

    • 191
  4. 評価:1.000 1.0

    登場人物に魅力を感じない

    ネタバレ レビューを表示する

    まだ48話目までしか読んでいませんが、今のところ登場人物の魅力がわかりません。

    モテ男らしい龍が、そもそもなんで夏に惹かれたのか?
    「自分以外のものを大切に思って頑張っているから可愛い」みたいなことは言ってるけど、かなりこじつけっぽさが否めません。
    そんなこといったら世の中の主婦、オカンなんてみんな自分以外の大切な家族のために粉骨砕身頑張ってますよ。
    夏のパート仲間たちだってみんなそう。
    女捨ててるとかおばちゃんとか言われても、身なりを構わず、家族のために家事育児だけじゃなくパートで家計まで支えてる。
    龍は、そういう主婦、オカンなら誰でもいいの?
    そういう風にしか読めない。

    龍の魅力もよくわからない。
    画力不足なのかなんなのかわからないけど、どういう人物をイメージすればいいのかわからない。

    容姿は年相応に老けた感じで描かれてるけど、言動が無邪気な中高生の男みたいで違和感があります。
    子供の前でもなっちゃん!とか馴れ馴れしく呼んできたり、しつこくメールしたり、旦那がそばにいるのに手を握って離さなかったり。
    わたしも主婦ですが、こんな男がいたらときめくどころか、かなりドン引きしてしまう。

    顔つきが老けてるから、情熱的に懐いてくる年下の男の子の可愛さ、的な魅力でもなく…
    年相応な落ち着きもなく、中途採用で劇団員と掛け持ち、仕事ができるわけでもなく、え、どこがいいの?という感じ。こんなのがモテるとかどこのパラレルワールドだろうかと気になって話に集中できません。

    夏も夏で、小牧さんのこと激しく非難しておきながら、いそいそと服選びやらなんやらアドバイスもらったり、なんなの?
    良くん(だっけ、小牧さんの息子)のこと、娘の彼氏として、息子みたいに可愛がってるのに、それを捨てた女となに友情育んじゃってるの?
    いい人ぶって小牧さんを非難しつつもなんだかんだと恋愛相談的に連絡を取ってる夏の考えがさっぱりわかりません。

    それから、蛇足ですがこのあたりまででまだ夏と龍の間の恋愛感情に気づいてるのは龍を狙ってた女と、良くん(だっけ?小牧さんの息子)だけですが、子供をなめるなと言いたいです。
    外にいることが多い父親ならまだしも、母親があそこまで変化して、なにも気づかないなんてことあり得ません。
    夏なんて無自覚に感情ダダ漏れなのに。
    下の息子ならいざしらず、娘は絶対気づきますよ。

    • 106
  5. 評価:3.000 3.0

    よかったです。

    ネタバレ レビューを表示する

    とても良かったです。
    ハラハラもしたし、何とも言えない罪悪感とドキドキと、まるで自分が体験してるかのような、疑似恋愛の気分になりながら、先が気になって止まらず、課金して一晩で一気に読んでしまいました。
    なかなかの長編でお金も時間もかかってしまいましたが、感情移入し泣いたりして見応えがありました。
    本当に本当に久し振りに中身の濃い漫画に出会えました。

    それだけに、最後の最後のあの部分だけが理解できず、後味が悪かったです。

    これからだろうに何で?事故?死?
    生まれ変わりという言葉とリンク?
    罰が当たったとの表現?
    それを知った夏はどうなる?
    先のストーリー示唆?
    続編?

    読んだ後、あの場面の作者の意図が全くわからず、そこの解釈にばかり意識がいってしまい全体の良さの余韻がすっ飛んでしまいました。もったいない。

    とはいえ、とても印象的で好きな作品になりました。夏を見ていると自然と旦那や家庭を大切にしたくなります。

    追記
    自分なりの納得の行く解釈にしばらく悩んだのですが、
    そういえばクライマックス途中、別々の人生に戻っていくにあたり、夏のこれからは容易に想像がつくけど、龍はこの先結婚はするのかな?誰かいい人見つけるのかな??役者で成功してまた適当にやるのかな?なんて考えがよぎったことを思い出しました。

    つまり、
    龍のこれからの人生という読者の想像を全てかき消して、今の龍のまま、夏との来世だけを想像できるように。
    運命の叶わぬ恋と来世での出会いの間に、とりあえずの恋をいれずに来世に持越しと、そういうことが表現したかったのかな?と自分なりに解釈しました。
    (私的にはそこまでせずともボヤかしたままでも良いじゃんと思ってしまいますが)

    by 匿名希望
    • 67

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