4.0
恐ろしいほど美しい
抗えないなにか。その正体は一体なんなのか。この物語は誰のために描かれたのか。真実を知ることは必ずしも幸福だとは限らない。だからこそ知りたい、ありふれたストーリーなのに今まで読んだことの無い幸福感で包まれた作品でした。湿り気を帯びた薫りとまとわりつくような線の流れが生々しくて息苦しくなる程濃密でした。
- 0
抗えないなにか。その正体は一体なんなのか。この物語は誰のために描かれたのか。真実を知ることは必ずしも幸福だとは限らない。だからこそ知りたい、ありふれたストーリーなのに今まで読んだことの無い幸福感で包まれた作品でした。湿り気を帯びた薫りとまとわりつくような線の流れが生々しくて息苦しくなる程濃密でした。
血のつながりがある兄弟。
お互いに意識しながらも、一定の距離を置いていた。だけど、ある事故がきっかけに、一気に二人の距離は縮まり、なくてはならない存在になる。
上手い見せ方で、どんどん引き込まれていく。
最後のエンドは残念ですが、よくまとまっているなぁと思います。
シリアスかつ、異常癖のストーリー展開で、好みはかなり分かれる感じ。
初めてこの作者さんの作品を読みましたが、最初は異常癖の流れにどうなるかと思いながら、ついつい先が気になって完読してました。表情の描き方も魅力的です。
禁断愛ですね。拗れまくってどうするの?って思ったら、ラストは衝撃だけど何故か府に落ちました。かおりも効果的につかわれてるし、流石ですね。お兄さんの奥さんの顔も最後の一回だけ登場するけど、衝撃でした。
読み始めたら引き込まれて、最後まで読みました!危ない兄弟愛と、それを取り巻く妻や子供。最後まで目が離せませんでした。最後は仕方がないのかなと思いますが、生きていて欲しかったなー!!
昔、読んだ覚えがあったのですが結末が思い出せなくて購入してみました。最後の番外編も含めてあまりすっきりしない感じでした。
上、下セットで、買ったけど、まず、絵が独特の雰囲気で、エロさ倍増❗義兄弟をテーマにしてるけど、衝撃の事実が、2人を引き離す😢
中村明日美子先生のお話がとても大好きで、昔からのファンには嬉しい久しぶりに少しだけアングラな中村明日美子先生のお話の雰囲気が感じられるすごく読み応えのある作品です。
ラストがとても切ないですが、あえてハッピーエンドではないところがリアルであり、よりこのお話を切なくさせつつ魅力的にしているのだと思います
作家さんが好きなので購入しましたが、
小さい子が父親のアレコレ目の当たりって
ちょっと退くかも。
過程にも無理があったと思う。
好みがあるでしょうがあまり後味はよろしくありませんでした。
以前、最初の方だけ読んだことがありましたが、まさかこんなお話が続いていたとは。歪んだ愛ではあるけれど、お互いを埋め合うかのような強烈な結びつきには圧倒されました。ただ、ラストの展開があまりに唐突で、気持ちの持って行きどころがないです。あそこまでいったら、良くも悪くも、2人の未来を示してほしかった。