【ネタバレあり】薔薇色ノ約束のレビューと感想（10ページ目）

烈様と彩葉の恋から目が離せない

没落しかかっている旧家のお嬢様で、背中に傷のあるヒロイン彩葉が、幼いころの記憶を取り戻し、運命の相手である烈様と恋に落ちるお話ですが、これがドラマチックで目が離せません！ずっと読み続けていきます！！

謎が多すぎる!

六条家当主である主人公の父親が亡くなり継母と義姉に財産を喰い潰される寸前に40歳も年上の金持ちオヤジに身売り同様の婚姻話を継母から言われるなんて!（怒）でも以前屋敷に不法侵入していた男性から求婚話が持ち上がり受ける事にした主人公。二人のやり取りが面白いが主人公の傷痕といい毎年贈られてくる薔薇の花束の贈り主といい男性の行動といいまだまだお話の序盤ですが謎だらけなストーリーです!

かわいい

絵がきれいで、着物もドレスもとても可愛くて読んでいて楽しいです。
ストーリーは、出来すぎている感じですが、キャラクターがそれぞれ輝いていて読んでいて面白いです。

最初は絵がどぎついかなと思ったけど慣れてきたのか
細かく綺麗に思えてきた

不知火公爵家の跡取りである烈様との縁談を受けるも
なかなか素直になれない彩葉だけど
徐々に烈様に惹かれ心を開いていきゾッコンになってしまう

まだまだ子供で賑やかな彩葉と色気ばっちりな烈様
段々甘くなる二人の関係が読んでいてドキドキします

キュンキュン

作画もさることながら、天然主人公とツンデレな彼とのやりとりに、ヤキモキさせられながらもステップアップしていく姿がたまりません。

最初で最後の恋

彩葉って本当に子供っぽいしすぐにムキになる。でも、そんなところがめちゃくちゃ可愛い、だから烈様も可愛いくて可愛いくてからかいたくなるんだと思う。なんか恋に恋するおマセナ女の子って感じで十代の頃を思い出す。きっと彩葉は烈様に恋して彩葉の全てが烈様で一杯で一生に一度の恋をしているんだ！ってわかる。いじらしくて涙が出そう。

存外、おもしろいです

お話は明治末期から大正かと思われますが、大きな瞳が可愛い、前向きで元気でお転婆だけどお人好しの主人公は昭和の少女漫画のヒロインそのもの。登場人物もツンデレイケメンヒーローに浪費家の義母や意地悪な姉、ヤキモチを焼く義弟、厳しい父、そしてライバルの悪役令嬢に横恋慕の男、さらにはじいやとばあやもいて昭和少女漫画の王道路線です。
「嗜む」「はしたない」「懸想する」など今では殆ど使われなくなった言葉が使われているのもよいです。

彩葉のお父さんが何でこんな母親と再婚したのか、それが不思議でなりません。
彩葉も自分の気持ちをお父さんに言えば良かったのに、お父さんのことを考えたら言えなかったんでしょうね。
烈との出来事を彩葉は詳細に覚えていないようですが、何かしら惹かれることがあって烈はずっと覚えていて、背中の傷も責任を感じていて、彩葉との結婚をずっと考えていたんだろうなと思うと、烈の彩葉に対する気持ちの深さを感じます。

主人公が少し子供っぽく感じてしまうけど、まっすぐ気取らない人柄が好きです。
義弟が出てきて、なんだか怪しい雰囲気になってきたけど、どうなるか気になります

子どものおままごと

を読んでいる気分になります。烈様も結局は親の資金をもとに立場を固めている状態なのに、なんだか偉そうに「彼女だけだ！」みないな事を親の前で言っちゃってちょっと恥ずかしい。彩葉もずっと性格がブレブレで情緒不安定。可愛げもなく。ずっとこんな感じが続きます。
若い子にはウケるのかな。