[小説]灰と幻想のグリムガル

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あらすじ
おれたち、なんでこんなことやってるんだ……?ハルヒロは気がつくと暗闇の中にいた。何故こんなところにいるのか、ここがどこなのか、わからないまま。周囲には同じように名前くらいしか覚えていない男女、そして地下から出た先に待ち受けていた「まるでゲームのような」世界。生きるため、ハルヒロは同じ境遇の仲間たちとパーティを組み、スキルを習い、義勇兵見習いとしてこの世界「グリムガル」への一歩を踏み出していく。その先に、何が待つのかも知らないまま……これは、灰の中から生まれる冒険譚。
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クザクはジャンボに斬殺された。セトラは大黒鷲に無残にも食い千切られた。鉄血王国から逃亡を図るハルヒロたちに突きつけられた絶望。どうしようもなかった。受け容れるしかなかった。“彼女”だけは抗った。抗ってしまった。その身の内に眠っていた“不死の王”が目覚め、世界はその有り様を激変させる。そして、黒き世界腫がグリムガルを蹂躙し、侵蝕してゆく。混乱を極める状況の中、辺境軍が、冒険者たちが、あらゆる種族が、死んだはずの者たちまでもが、行動を開始する。生き延びるため。己の望みを叶えるため。漆黒に染め上げられようとする世界で、各々の冒険譚が紡がれていく――。
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大発生する世界腫。死んでゆく者たち。命を失ったはずなのに、なぜクザクは。セトラは。原因はメリイなのか。違う。メリイの中にやつがいた。不死の王(ノーライフキング)が。おれだ、とハルヒロは思わずにはいられない。おれなんだ。おれのせいだ。でも、一人じゃない。仲間がいる。そして、暗闇の先には光が。最強の義勇兵たちとの再会。生存者らが集う拠点で生まれる新たなる命。この世界(グリムガル)は確かに壊れつつある。しかし、まだ終わってはいない。崩壊を止める手立てがある。かつて原初の竜に撃ち落とされた赤い星。その欠片こそが黒い腫れ物、世界腫だという。いざ挑め、世界腫を滅ぼす戦いへ、戦友(とも)らと共に――。
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みんなのレビュー
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5.0
アニメと、また違った味わいがある。
アニメから興味を持ち、
読み始めましたが、それ程違和感なく入り込めました。
アニメは単なる序章であり、この物語の行方がとても気になり、一気読みしました。by 十雲-
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5.0
生々しいさ
現実に転生のようなことがあったら、こうなるのかなが、生々しいく描かれていて面白い。簡単にはいかないところがいい。そこから謎も解明されていくのか!
by サカシタ-
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5.0
くっそつまんない
と思っていた自分が憎い
どんどんこの世界に引き込まれていくので◎by ろんろんろ-
1
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2.0
自分の名前と性別しか覚えてなくてほかのことが全然わからないなんて怖すぎない?!
よくそんな中で言われるがままに魔法を練習したりしようと思えたね、、by gjtpmp-
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2.0
文字だけで表現するのはとても難しいと思う。でもそれでも伝える事が出来るならとてもいい作品です。残念。
by バジ。-
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