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我が子は知的ボーダーならぬ発達ボーダー?
子供が発達障害ですが、はざまというべき場所にいます。
最近はメジャーになりつつあるグレーゾーンのさらに定型寄りで、発達検査には引っかかるものの診断名は付きません。
検査の結果用紙に記される項目も全て年齢相当で、欄外にやっと「理解力が1歳半遅い」と書いていただける程度です。
理解力の発達が遅れているので人の気持ちをはかることができず、会話能力は2〜3歳下の子と同じくらいで、たまにパニックを起こしたり貝のようになったりしますが…。
療育に通っていましたが身の回りの事が出来るので手帳は発行されず、就学して以降の支援はありません。
よって普通級です。
幸いにも幼稚園の先生方には恵まれましたが、今後起こりうる問題を学ぶ事が出来ました。
はざまの子供は本当に多いと思います。
けれど検査結果や手帳を交付されない事などで、各機関に認知される事もなく、宙ぶらりんなのだと思います。
デイサービスも少しずつは対応し出しているようですが、行ける範囲にないのではどうしようもありません。
私自身、子供の事を調べるうちに自分が注意欠陥障害の疑いが出てきました。
こうやって親になっているのですから、生きてはいけています。
ただ適正な療育を受ける事がなかったため、今も整理整頓や物事の順序、忘れ物などで苦労しています。
お金の管理も苦手です。
友達も少ないです。
空気の読めない人や人間付き合いの下手な人、変わった人ややる気のない人と称される人たちの中には、きっとこのはざまの子供だった人がたくさん含まれているんじゃないでしょうか。
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