みんなのレビューと感想「銀座ネオンパラダイス」（ネタバレ非表示）（3ページ目）

何度読んでも泣けます。
葵が一途に鷹彦を待ち続ける様は胸を打ちました。
そして葵のために変わろうとする鷹彦。
男同士だからとか世間体が、とかBLの辛い部分のないラブストーリーですね。
心と身体が再び一つになってからは幸せ過ぎて、どこかに落とし穴があるのではと心配しましたがハッピーエンドでホッとしました。

何度読んでも泣ける

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ストーリー分かってても、読むたびにウルッとします。
戦後ならではの時代背景の中で、お互い素直になれなくてすれ違って、すぐには結ばれないもどかしさがせつないです。
大切に想い合っていて、結ばれてからの鷹彦のデレが好きです。

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BLの時代物(？)作品を初めて読みました。
幼なじみで想い合いながらも、時代に翻弄される...
切ないけれど、お互いの秘めた想いを丁寧に描かれていて、とても引き込まれました。
脇役の人々も、魅力的な人たちでした。

表紙のように全体がセピア色でしっとりとした落ち着きをまとった作品です。金持ちボンの攻に振り回される受。でも愛すべき攻なのです。

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個人的に戦時中の話はあまり好きじゃないんですが、この作品はストーリーにハマっていっきに読んでしまいました。
真面目な受けがずっと帰ってくるのを待っていたことを想うと、胸が痛い。

歴史物です

とてもとても切なくて、胸が熱くなりました。
この激動の時代に生きた2人の気持ち。
素敵な作品です。

日本が戦後復興した歴史や雰囲気、明るみになっている軍や政治のことではなく街の様子がよく伝わる風景がすごいです。実際の戦争は知らないけれど、人の心はずっとどんな時も大きく動いていたんだなぁと感じました。
そして情事の様子がとても色っぽいです。さすがのウノハナさん。

昭和物って難しいのに

時代物は数あれど、戦中戦後系はお涙頂戴色が強く出ちゃう作品が多くて食傷気味でした。そんなんで期待半分でしたが、コレは買ってよかったです。
主人公の心模様が戦争の暗い描写で喰われ過ぎず、恋愛ものとしてちゃんと楽しめました。
当時こそ、こんな関係は今よりも認められない時代だったでしょうが、きっと彼らの様なカップルは多数いたはず…。
戦争関連のTV・映画増える夏に、少しセンチメンタルになれるフィクションを希望するならこの作品、オススメです。

作者さん買いです。時代背景が、戦後だったので、読むのに、躊躇しましたが、そんな心配は無用でした。切ないから、苦しいを経てのハッピーエンド。誰かの為に頑張れる事の大切さを改めて、実感。旦那にもう少し愛を持って接しようと、反省しながら読ませていただきました。

大昔から同性愛はあったんだから、当たり前といえば当たり前なんだけど、この時代にもそういう愛のかたちがあって。時代的にオープンにするのは難しそうだけど、幸せになってほしいと思う2人のお話でした。