【ネタバレあり】善悪の屑のレビューと感想

こわいが

続きが気になり読んでしまう。残虐なシーンもあり、苦手な方は注意です。被害者にかわり復讐する作品も多々ありますが、また違った作品です。

気持ちは分かる

悲惨な犯罪の被害者家族になったら何故加害者はのうのうとまだ生きているにか？という思いに駆られると思います。
復讐代行人の二人はそんなやりきれない思いを十二分に晴らしてくれます。
現実社会なら逮捕されて自分たちが刑務所暮らしでしょうけど。。。
現実にあった事件を踏襲している話もあって、あぁ、こんな酷い事件があったなぁと感慨深いです。

先が気になって気になって仕方ない

最愛の人になくなられて、とても、かなしい。ましてや、それが法で裁けない無念の◎なら。。そんな遺族のために仇をとってくれるスーパーヒーロー。
酷くてグロい描写もあるけれど、でも読み終えるとスッキリする

うーん…

描写がグロいです…。善悪について考えさせられる。何が正義でなにが悪か。感情移入してしまうと読めない漫画だなと思いました。

ひどい

話のオンパレード。私は知らなかったけど、コメントを読んで現実にあった話をネタにしてるかも？とのことでそれもググってみた。この漫画も酷いけど、それ以上にひどいことをされていたようでニュースを読んで気持ち悪くなったほど。
親になった今、親御さんの気持ちを思うといたたまれない。
そんな話がたくさん盛り込まれた漫画。

現実にあった事件の漫画で、被害者関係者がカモを通して復讐する話し、現実とフィクションとの話なのですが、いまだに被害者が泣き寝入りのある刑期を言い渡されたら、復讐をしたくなるが自分ではできないので誰かに頼む。現実にもあれば、自分が被害者なら頼んでしまう。と思うようになってしまいます。考えさせられます。

考えさせられる

自分もある事件で娘と奥さんを亡くした主人公。相方の人の過去の話はまだ出てこないけど、過去に何かを負ってるからカモと復讐屋してるんだろうけど。

依頼主の1人が妹の復讐をしてもらって、これで自分が笑って生きてもいいって妹に許してもらえるかなっていう感じのことを話すエピソードがあって。
本当に色々考えさせられる。
復讐したところで被害者含めその遺族の負った心の傷は癒えることって無いだろうなぁって。

話の内容的に痛々しい描写も多々あるけど、読み続けたい作品。

日本の法律は、加害者に甘過ぎます。人を傷つけたら、その分同じ事をしないと。カモさんのやり方に大賛成です。痛い悲しいニュースが少しでも減るように、復讐屋必要です。

外⭕️の歌の前章

調べて外⭕️の歌の前章があると知り来ましたが、カモとトラの関係性、それぞれの人間性が描かれていてより読み応えある印象です。どちらも最後まで見たいです。

外道の歌、の初期バージョン。

こういう内容のものは普段から読まないようにしてるのだけど、
何故か、この作者の一連の作品には惹かれるものがあります。
復讐シーンは残酷で、目を背けたくなるものですが。
説明不要の、悪に対する制裁というのが観ていて心地いい。
自分自身が、こういう行為を模倣すれば「犯罪」ですが、
読んで、想像に留める。そういう理由でこうした作品を読む人は、他にも居ると思います。