【ネタバレあり】涙の乙女 大西巷一短編集のレビューと感想

絵はキレイで話も読みやすいです。女性が性的に被害に合う話が多かったです。時代背景もあるのでしょうが女性が雑に扱われて切なくなりました。

普通の夢見る乙女が恋人に裏切られ…汚されて復習の鬼になり繰り返す……
よくある復讐劇物語でした。
絵がキレイだとは思うけど…なんか残念な気分でもう読む気が無くなりました

虐げられる女性の姿がすごく痛ましく悔しさを覚えました。
こんな事があってはいけないと思いますが、もしあったとしたら…
当然の報いなんでしょうか…
どちらもあって欲しくないです。

ストーリーが

ストーリーが昔話なのでだいぶ女性が傷つけられる話ですが、強くなっていくというのか復讐をする話です

絵が綺麗で話もまとまってます。

あの美しさと、短編なのにバタバタせずきちんと纏まったお話ばかりです。
話は人によって好みが分かれると思いますが、インカ帝国のお話は、アメリカ開拓時代の、歴史的にも知っていた方がいい内容だったと思います。

イラストもきれいで読みやすい作品です。虐げられた女性たちが、自分の力で立ち向かい運命を切り開いていくお話です。最初はみんな泣いているだけの女性なのですが、自分の信念のために力強く生きているところが気に入っています。

うーん

絵は凄く綺麗で見やすくて読みやすいでのですが、何となくはまれませんでした…。なんか不幸のオンパレードだし、主人公のキャラクターが弱いと言うか、特徴が読んでいて掴み辛いと思いました。何を目的で読めばいいのかよくわかりませんが、いちわめを読むとその主人公がどうなっていくのかつい気になってしまいますねー。

女は強い。

少々、漫画のために脚色されている部分もあると思いますが、やっぱり女って強い。
昔は今より女性の権利はなく、男たちの意のままってイメージがありましたけど、その考えも間違ってるかもしれませんね。

女性の運命

いつの時代も身分ある女性は犠牲になりますね。
誇り高いのがまた物悲しいです。
相手が美形ならなお良かったかな。

学ぶべきものがある

世界史は苦手なのですが、注釈のおかげで世界観は なんとなく分かりました。
最後に史実もしっかりと説明されてるので世界史に興味を持つ きっかけには なりそうです(笑)

ヒロイン達はみんな 大きな壁や苦しみと戦った女性なので、読んだ後に、「自分も辛いことがあっても負けずに強く生きなきゃ」と思える作品でした。