[小説]火照る姫

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作家: 富島健夫
ジャンル: 官能小説
レーベル: ヴィーナスワールドシリーズ
配信話数: 2巻まで配信中(400pt / 巻)

あらすじ

ORGYは、つぎつぎに相手を変える楽しみを主要な目的としている。女はそこで、すくなくとも5人や6人の男のからだと個性のある動きを味わうことができる。もし選んだ相手に不満を感じた場合は、つぎの相手に期待すればよい。これは男も同様で、さまざまな女体を比較して味わいながら、歓楽の一夜を過ごす。吉井の肉体取材を通して悦楽の世界の実態が雑誌に……

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火照る姫(上)

富島健夫

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ORGYは、つぎつぎに相手を変える楽しみを主要な目的としている。女はそこで、すくなくとも5人や6人の男のからだと個性のある動きを味わうことができる。もし選んだ相手に不満を感じた場合は、つぎの相手に期待すればよい。これは男も同様で、さまざまな女体を比較して味わいながら、歓楽の一夜を過ごす。吉井の肉体取材を通して悦楽の世界の実態が雑誌に……
火照る姫(下)

富島健夫

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塚本と小夜子は空路東京に出てホテルに投宿した。相手の竹田夫妻に会ったのは新宿の喫茶店である。夕方の6時。目印は、竹田夫人の胸の白いバラと小夜子の胸の赤いバラ。小夜子たちが入っていったとき、竹田夫妻はすでに窓際の席に並んで腰かけていた。すぐに気がついた小夜子は、まず夫人をみつめた。男よりも同性を観察したのである。